※この記事の最終更新日は2022年4月25日です。
タイ政府の発表によると、2022年5月1日よりTest&Goプログラムとサンドボックス・プログラムを停止し、隔離無し入国を開始することになりました。
その内容についてはこちらの記事をご参照ください。
P'hiro こんにちは、P'hiroです。 いよいよタイも本格的に隔離無し入国を2022年5月1日から開始します。 今までもタイはワクチン接種者は「ほぼ」隔離無しで入国できましたが、今回の措置で全く隔離無し[…]
なお、当記事については今後の記録も兼ねて2022年4月時点の情報のまま残します。
タイは11月1日よりワクチン接種済みの観光客を隔離無しで受け入れを開始しました。
(オミクロン株の影響により一時中断していましたが、2022年2月1日より隔離無し入国が再開しました。)
タイは7月からすでにプーケットサンドボックスをはじめ、クラビ島などで隔離無しの観光客の受け入れを行っています。
関連記事⇒⇒⇒ プーケット・サンドボックスまとめ【2021年7月1日隔離なし入国開始】
この記事を最初に書いた2か月ほど前に、パタヤ市が9月からの開国を無期限で断念したことから「タイのコロナ感染拡大でパタヤ・サンドボックスが夢の彼方へ」なんて記事を上げたばかりで恐縮なのですが、
タイはいよいよ本格的に開国に舵を切ったようです。
まぁそうは言っても、以前のようにパスポート持っていればいつでも気軽に行けるっていう状況は当分来ないと思います。
ここでは隔離無し入国「Test&Go」について解説していきます。
11月より多くの地域で旅行者を隔離無しで受け入れへ
タイのプラユット首相は2021年10月11日の演説で、2021年11月1日よりタイ全土でワクチン接種済みの外国人観光客を受け入れる方針を表明しました。
6月にプラユット首相は、「コロナの感染拡大のリスクを受け入れても120日以内にタイを開国しなければならない」旨宣言していましたが、今回改めてリスクを覚悟で解放を実現すると表明しましたが、それが実現した形です。
当初はタイ政府が指定した低リスク国からのみTest & Go が利用できましたが、2022年2月1日からは全世界からの入国者がTest & Goを利用できるようになりました。
隔離無し入国には事前準備が必要
隔離無しで入国するには条件や事前準備が必要で、パスポートだけ持って気軽にタイ旅行というわけにはいきません。
現時点の情報では、以下の書類や準備が必要です。
- パスポート
- ワクチン接種証明書(ワクチンはタイ到着14日前までに接種完了している必要がある)
- 滞在1日目のSHA+認定ホテルまたはAQホテルのTest & Go支払い済み予約確認書
- Thailand Passでの入国事前手続き
- 渡航72時間前以内の英文PCR検査陰性証明書 ⇒4月1日からは不要に
- タイ到着日のPCR検査と5日目のATK検査(ホテルのTest & Goプランに含まれているもの)
- COVID19に対応した2万USD以上支払われる医療保険の英文保険証
⇒2022年4月1日以降は1万USD以上に減額
タイランドパスはWeb上で手続きできますが、パスポートやワクチンパスポートの写真をアップロードする必要があり、またSHA+またはAQホテルの予約や保険加入をあらかじめ済ませていることが必要です。
関連記事⇒⇒⇒ タイランドパス申請前に必要な準備
“Test & Go Package“ といったプラン名のものを申し込むと確実でしょう。
ちなみに、私が実際Test & Goで宿泊したときのことは「ホリデイ イン パタヤ Test and Go宿泊記【隔離無し特別入国プラン】」で書いていますので、どんな感じなのか読んでみてください。
まぁこのTest & Goは色々用意する書類があって面倒ですし、漏れがないか心配になりますね。
VISAについては、日本人が観光目的で入国する場合は30日間以内の滞在であれば免除されます(2021年9月30日までは45日以内)。
保険についてもタイ政府が用意しているものがあるので、事前にネットでそれに入っておけば間違いないでしょう。
私はAXA Thailandで保険を申し込みましたが、2週間弱の滞在予定で保険料は4,000円未満でした。
書類や準備は大変ですが、入国してしまえばコロナ前とあまり変わりません。
帰国時のこともお忘れなく
日本に帰国する際には原則7日の待機が必要です。
また、タイからの帰国の場合は、7日間のうち最初の3日間は検疫所が指定する宿泊施設に滞在が必要です。
なお2022年3月1日以降は、タイからの帰国の場合は3回目のワクチン接種完了で隔離や自宅待機は免除されます。
そして日本に帰国する前72時間以内にタイでPCR検査を受け陰性証明書を取得しなければなりません。
厚労省が指定するタイ語のフォーマットはこちらから取得できますので、日本にいる間にプリントアウトしておいた方が良いでしょう。
ただ、指定のフォーマットでないと搭乗時などに揉める可能性もありますので、自己責任でお願いします。
私が搭乗手続き中にPCR陰性証明書の件で揉めた話は「ターキッシュ エアラインズ ラウンジの飯がうまい【バンコク・スワンナプーム国際空港】」で書いていますので、よろしければご覧ください。
おわりに
事前準備は面倒ですしコストもかかりますが、かなり制限が緩和された印象でタイ旅行がぐっと近づいた印象です。
タイ政府は2022年7月にもパンデミックからエンデミックへ移行する予定で、順調にいけばその頃には更に規制が緩和されワクチンの接種をしなくても隔離無し入国が可能になるかもしれません。
日本についても帰国時の隔離措置をいつまでも続けるわけにはいきませんし、2022年はタイに行ける方が多くなるのではないでしょうか。
ちなみにわたくしP’hiroは、テスト&ゴーを利用して2021年12月にタイ旅行に行ってきましたが、航空券の値段が高騰するリスクを考えて、5月頃からANAの特典航空券を購入していました。