AISのSIMはチャージすれば繰り返しタイ旅行で使える【日本でチャージ(トップアップ)する方法】

海外旅行に行った際に、スマホに現地のSIMカードを入れておけば、スマホがそのまま旅行先でも使えて便利ですよね。

タイに行かれる方はネットであらかじめAISのトラベラーSIMを購入したり、空港のショップでSIMを購入される方も多いと思います。

 
P’hiro
タイに繰り返し行く人なら、そのSIM毎回買うのもったいないかもよ
 
実はAISのトラベラーSIMはトップアップ(お金をチャージ)して繰り返し使えるので、タイに行くたびにSIMを買うのはもったいないんです。
 

そもそもAISとは

AISはタイの最大手の携帯通信会社でアドバンスト・インフォ・サービスの略称です。タイで一番初めに5Gのサービスを開始したのもAISです。

タイにはこの他、チャロン・ポカパン(CP)系のTruemoveやdtac(トータル・アクセス・コミュニケーション)といった大手携帯通信会社があります。

日本人旅行者の間では、アジア周遊に使えるAISのSIM2Flyが有名だと思います。

私はAISのSIMをiPhoneに入れてタイを旅行していますが、まず都市部やピピ島のような有名観光地では問題ないです。

さらにイサーン地方(タイ東北部のローカルエリア)に行った時も問題なく使えました

やはり、タイ最大手の携帯通業者だけあって、カバーしている範囲に問題はなさそうですね。

AISのSIMは繰り返し使える

SIMカードの使い捨てはもったいない

もし繰り返しタイに行くのであれば、AISのSIMカードを使い捨てするのはもったいないかもしれません。

というのも、例えばAISのSIMは日本で買うと安くとも300円程しますし、よく日本人が購入するアジアを周遊できるSIM2Flyになると1,000円以上します。

タイのリピーターなら、一度SIMを買ったらそれにお金をチャージ(トップアップ)して繰り返し使う方が安上がりですし、電話番号も維持できます(後述)。

AISのトラベラーSIMにしてもSIM2Flyにしても、One-2-Call(プリペイド携帯)のSIMなので、基本的にトップアップに対応していますので、繰り返し使うことができます

しかも、SIM2Flyでなくてもアプリからローミングのプランを申し込めばタイ以外の国でも安価でローミングが利用できます

トップアップするごとにSIMの有効期限が延長される

AISの旅行者向けSIMは購入時点であらかじめ決められた有効期限があり、それを過ぎてしまうとチャージ分やSIM自体が無効になってしまいます。

ただ、トップアップと言って、お金をチャージすることでSIMやチャージした分の有効期限を延ばすことができます

1回のトップアップごとに1か月延長され、最長1年先まで有効期限を延ばすことが可能です。

1回のトップアップの金額が10バーツ(約35円)でも1か月延長されるので、私も思い出した頃に10バーツで何度もトップアップし何か月も期限を延ばしてます。

1回のトップアップにつき原則1か月期限が延長されるのですが、私が以前200バーツをトップアップした際には2か月延長されていたので、高い金額をトップアップすると2か月延長されるようです。

 
P’hiro
ただ正直、そこらへんのシステムは良くわからん
 
 

トップアップする方法

トップアップする方法にはいくつか方法がありますが、ここではタイのコンビニなどでトップアップする方法と、アプリからトップアップする方法をご紹介します。

コンビニなどに設置されているマシンでトップアップする

タイのセブンイレブンに行くと、店頭に体重計やらなにやら機械が沢山置いてあるのが見れると思います。その中に、下の写真のようなAISのトップアップができるマシンが置いてあります。

結構な田舎の集落に行ってもこの機械は見かけますね。

AISのアプリがスマホに入っていなくても現金があれば、トップアップできます。

このマシンはタイ語と英語が選択できるのでどちらかを選んで電話番号と金額を指定するとトップアップができます。

電話番号を入れてトップアップする方法なので、電話番号さえ分かれば他の人の電話代もトップアップ可能です。

ですので、タイに知り合いがいれば、その人にお願いしてトップアップしてもらうことができます

以前はこの方法でないと日本に住んでいる人がトップアップすることは難しかったようです・・。

トップアップする際は、一回につき10バーツの手数料がとられます。

この機械はお釣りが出ない仕組みで、余った分は次回以降のトップアップの手数料に充当されます。

1年間の有効期限があるので、その間に使いきるようにしましょう。

アプリでトップアップする(日本からでもトップアップ可能!)

次にスマホのアプリからトップアップする方法をご紹介します。

以前は、タイで発行したクレジットカードでないとトップアップができなかったのですが、現在は日本のクレジットカードやLINE Payを使って日本からトップアップすることが可能です。

 
P’hiro
使えるクレジットカードはVISA、MASTER、JCB。アメックスはダメでした。
でも以前は日本のクレカ使えなかったから、進歩してはいる。

ここでは、LINE Payでトップアップする方法を紹介します。

まず先に、あらかじめLINEのアプリでLINE Payが使えるように設定をしてください。

また、この作業はスマホがWiFiに繋がった状態で行ってください

LINE Payの設定が済んだら、AISのSIMをスマホに挿入します。

しばらくすると、電波をキャッチします。

私の経験上、ドコモの回線になるとつながりが悪くなることが多いので、設定でソフトバンクの回線に切り替えます

iPhoneの場合、設定→モバイル通信→ネットワークの選択、から設定できます。

電波がつかめたあとAISのアプリを起動してログインし、手続きを進めていきます。

ここでは有効期限は赤枠に囲ってあるように、2021年8月9日になっています。

左下の画面になったら、Rabbit LINE Payを選んで進んでいきます。

右下の画面がでたらトップアップ完了ですので、Doneを押して完了させ、ホーム画面に戻ります。

左下のホーム画面を見ると、残高が10バーツ増え、有効期限も2021年9月8日まで延長されました。

右下の画面のように、LINEに支払い明細が届きます。

日本でも簡単にトップアップできますので、ぜひお試しください。

AISの国際ローミングは安くて便利

タイ以外の海外旅行でもAISのSIMひとつで色々使える

AISのSIMは国際ローミングプランが豊富で安いですので、タイ旅行以外でも活躍します。

以前クアラルンプールに行った際にもAISのSIMでデータプランのローミングをしましたが、7日間2GBで93バーツ、約280円と日本の携帯会社のローミングと比べてかなり安くあがりました。

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とても安くローミングができるので、AISのSIM一枚で様々な国を周れます。

SIMカードを無くした時も日本で使える

詳しくは関連記事に書いてありますが、AISのSIMは日本でも安くローミングできます。

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日本で使ってるSIMカードを無くした場合などの緊急用としてもAISのSIMは使えますね。

おわりに

ドコモのahamoの場合、日本人が旅行で訪れる主な国はローミングが無料で使えるので、今後は海外旅行に行く際にもSIMカードを買わないという方もいると思います。

一方で、私のように15日以上海外に滞在する可能性がある方は、まだまだ海外のSIMの出番があるでしょう。

ご紹介したように、AISのSIMはタイ旅行以外でも使えますので、お持ちの方は使い終わってから捨てるのではなくトップアップして利用されてみてはいかがでしょうか。

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