タイは2022年5月より本格的に隔離無し開国へ【6月20日更新・入国と帰国について解説】

 
P’hiro
こんにちは、P’hiroです。
 
いよいよタイも本格的に隔離無し入国を2022年5月1日から開始します。
今までもタイはワクチン接種者は「ほぼ」隔離無しで入国できましたが、今回の措置で全く隔離無しで入国できるようになり、またワクチン未接種者の隔離無し入国も可能となります。
 
パーマネントトラベラー
ワクチン打ってないから、2022年中はタイには行けないだろうなぁ・・。
 
と思っていた方には朗報ですね!
ただ、依然としてパスポートさえ持って行けば飛び込みでタイに入国できるわけではなく、事前手続きは引き続き必要です。
この記事では、今回の措置について2022年5月以降のスキームや手続きについてタイランドパス公式サイトの説明をもとに解説していきます
 

タイ隔離無し入国の内容と手続きについて

タイランドパス公式サイトの記載事項をもとに解説してきます。

隔離無し入国のための手続きや要件は、ワクチン接種済みの方とワクチン未接種の方とでは異なるため、分けて解説します。

ワクチン接種済みの場合

ワクチン接種済みの方がタイに隔離無しで入国するには以下の手続きが必要です。

  • タイランドパスの登録
  • パスポートをタイランドパスに登録する
  • ワクチン接種証明書をタイランドパス登録時に添付する
  • 10,000USD以上の新型コロナに対応した医療保険の証明書をタイランドパス登録時に添付する(タイ国籍者以外)

今回の措置のポイントとしては、

  • タイ到着前と後でPCR検査やATK検査を受ける必要がない
  • Test & Goと違ってタイ到着後すぐに自由行動できる
  • 事前のPCR検査は不要で、保険料が下がり、Test & Goプランでホテルを予約する必要もないので費用負担が軽減される

点にあります。

なお、2022年7月1日以降はタイランドパスは廃止され、それに伴い医療保険の加入も不要(加入は推奨)となります

私の場合、2021年12月にTest & Goでタイに入国した際には、PCR検査代15,000円に保険代4,000円、ホテルのTest & Goプランで30,000円ほど払っており、今回の措置でかなり費用負担が軽減されるのがお分かりいただけると思います。

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なおワクチン接種済みの定義ですが、日本人が接種するであろうワクチンについては、ファイザー・モデルナ・アストラゼネカ製ワクチンを2回接種して14日経過していることです

 

 
P’hiro
ヤンセンなど、ものによっては1回の接種から14日経過で接種完了となる。ほとんどの日本人には関係ないと思うけど。
 
中華ワクチンやロシアワクチンも対象にはなっているので、自分の接種したワクチンが対象かどうか調べたい方は、タイ政府のサイトなどでご確認ください。
 

ワクチン未接種の場合

今回の措置で2022年5月1日よりワクチン未接種者でも隔離無しでタイへ入国できるようようになります

 

 
P’hiro
これはびっくり
 
ワクチン未接種の方がタイに隔離無しで入国するには以下の手続きが必要です。
  • タイランドパスの登録
  • パスポートをタイランドパスに登録する
  • 渡航前72時間以内に受けたRT-PCR検査の陰性証明をタイランドパスに登録する
  • 10,000USD以上の新型コロナに対応した医療保険の証明書をタイランドパス登録時に添付する(タイ国籍者以外)

ワクチン未接種の方は事前にRT-PCR検査を受けて陰性であることが要件になる点が、ワクチン接種者とは異なりますね。

なお、ワクチン未接種者であってもタイ入国後のPCR検査やATK検査は不要です。

もしRT-PCR検査の結果を提出できない場合は5日間の隔離入国となりますのでご注意ください。

先ほど書いた通り、2022年7月1日以降はタイランドパスは廃止され、それに伴い医療保険の加入も不要(加入は推奨)となります

 

日本帰国時について

タイに行くより帰ってくるときの方が面倒です。

そして、ワクチン接種済みと未接種とでは自宅待機の有無など扱いが異なります

なお、ここでは帰国前14日以内にタイか日本にしか滞在していない前提でお話をします

 
P’hiro
ついでだからって、ベトナムとか行っちゃうと話が違ってくるから気を付けてね!

ワクチン接種済みの場合

タイから帰国する場合、ワクチン接種済みであれば自宅待機はありません

ただ、「ワクチン接種済み」とはワクチンを3回接種していることであり、2回で接種完了とするタイより厳しいです。

この、「3回接種」の要件も人によっては結構面倒です。

一般的な日本在住者の場合、1回目・2回目はファイザー・モデルナ・アストラゼネカを接種して、3回目はファイザーかモデルナを接種しているので問題あされていなければ海外在住の方ですと、ヤンセンを打ったり中華ワクチンを打ったりなどしている場合もあるので、そういった方は厚生労働省のウェブサイトで要件を確認した方がよいです。

ちなみにヤンセンは1回打てば2回目接種完了とみなされ、2回目(3回目として扱う)はファイザー・モデルナ・ノババックスでなければならず、2回ヤンセンを打っても3回接種とはみなされません。

そして中華ワクチンは何回打っても対象外です。

 
P’hiro
日本の役所らしく、結構ややこしいことになってるなぁ
 
なお帰国時には、出国前72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明が必要です。
日本政府は所定のフォーマットを原則利用するよう求めてます。
以前私がタイから帰国した際は所定のフォーマットでなくても日本に入国できましたが、スワンナプーム国際空港でのチェックインで若干スタッフと揉めましたので、英語かタイ語でスタッフを言い負かす自信のない方は日本政府のフォーマットを用意した方が良いでしょう。
なお、厚生労働省は所定のフォーマット以外でも入国は認めてますが、必要記載事項はウェブサイトに明記されていますので、これが記載されていなければ入国拒否される可能性がありますのでご注意を。
 

ワクチン未接種の場合

ワクチン未接種の方がタイから帰国した場合、原則は7日間の自宅等待機が求められます。

ただし、入国後3日目以降に自主検査を受け、陰性の結果を厚生労働省の入国者健康確認センターに届け出て確認が完了した場合は、その後の自宅等待機の継続は求められません

ちなみに入国日はカウントせず、入国の翌日が1日目ですのでご注意を。

また、ワクチン接種者と同様、出国前72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明が必要です。

まとめ

今回の措置をまとめると、

  • ワクチン接種者も未接種者も所定の手続きを経てタイへ隔離無しで入国可能
  • タイランドパスや保険などの手続きは必要
  • ワクチン接種者はワクチン接種証明書の提出が必要
  • ワクチン未接種者は渡航前72時間以内のPCR陰性証明書の提出が必要
  • いずれも入国後の検査は不要でホテルの予約も不要
  • タイからの帰国時は3回ワクチンを接種していれば隔離無し
  • 未接種者は最低3日間の自宅待機が必要

個人的にはワクチン未接種者でも隔離無しで入国できるってのは驚きですね。

タイランドパスの手続きはそんなに難しいものではありませんし、1万USDの保険もゴールドのクレジットカードであればまかなえると思いますので、そんなに負担は大きくないと思います。

これまでずっとタイへ行きたくてたまらなかった皆さま、ようやくですね。

いってらっしゃい!!

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