ワクチン接種でタイ旅行再開へ。飛行機の予約はマイルで特典航空券がおススメ。

もうすっかり遠い日々の話となってしまった海外旅行。

最後にタイに行ったのはもう一年前のことです。

きっと世界中のタイ好きは、いつタイに気軽に旅行にいけるのか気になって仕方がないんだと思います。

現状、新型コロナウイルスのワクチンが唯一の希望であり、実際タイ政府もワクチン接種で旅行者を受け入れる方針を示しています

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現時点でのスケジュールでは、タイ政府は2021年10月1日からワクチン接種済かつ陰性が証明された旅行者を隔離無しで入国を許可する方針です

ですのでなるべく早くタイに行きたい方は、今から10月の航空券を早めに購入されることをおススメします。
なぜなら時期が近くなるにつれて航空券の需要が過去に類を見ないほど増え、航空券の価格が高騰したり購入が出来ないおそれがあるからです。

一方で、新型コロナの感染動向如何ではタイ政府の方針が変更されて旅行に行けなくなったり、そもそも10月までにワクチンの接種が受けられないリスクもあります

なるべく早く航空券を購入することが望ましいですが、一方で早めの購入はリスクが大きいのも事実です。

そこで私は予定がフレキシブルに変更できる特典航空券での購入をおススメします。

この記事では、最近のタイ王国の旅行者受け入れ動向と特典航空券での購入について詳細を書いていきたいと思います。

タイ政府の旅行者受けれ入れについてのニュース

タイは観光大国であるため、新型コロナウイルスによる世界的な観光需要の蒸発の影響を大きく受けております。

タイ政府としても、いち早く外国人観光客を受け入れたいというのが本音だと思います。

そんな中、タイ政府は2021年4月1日より陰性証明を条件に入国後の隔離期間を14日から10日に短縮します。
更に、新型コロナワクチンを接種済みの場合は隔離期間が7日になります。

この隔離期間の短縮は、アフリカの一部の国からの入国者は対象外となりますが、現時点では日本からの入国者は隔離期間の短縮の対象になります。

そして、現在の計画では2021年7月1日より、陰性かつワクチン接種済みの旅行者をプーケットにて実験的に隔離無しで受け入れる予定で、2021年10月1日からはタイ全土に広げる予定です。

7月1日にプーケットから入国したのちにすぐに県間移動が出来るのかなどまだまだ不明なことも多く、実際この計画が実現するのかはまだまだ不確実ですが、タイ政府が隔離無しで入国を検討し始めたことは大きな前進だと思います。

タイ旅行に早く行きたいのであれば、今のうちに航空券を買いたいがリスクが大きい

現時点では10月以降のタイ行きの航空券が高騰しているということもないため、10月に旅行に行けることを見込んで航空券を購入するのも一つの手です。

直近になればなるほど航空券の価格高騰が予想されるため、出来るなら今のうちに航空券を購入したいものです。

一方で、数か月先の新型コロナの感染状況がどうなっているかは正直予想できないですし、タイ政府の方針もちょくちょく変わるため、現状10月に旅行に行けないリスクが大きいのも事実です。

フライトの予約を変更できる航空券は非常に値段が高いため、これでは早めにフライトを抑えるメリットが半減してしまします(満席で狙った日程に飛行機に乗れないリスクは回避できますが)。

そこで私は、これらの問題を解決できる特典航空券での予約をおススメします。

こんな時こそマイルを使って特典航空券を取ろう

日程変更のリスクが今こそANAの特典航空券が圧倒的に有利

ANAの特典航空券は予約済の便の出発前かつ搭乗希望便出発の24時間前まで搭乗便の変更が可能ですので、現在の状況下では非常に使い勝手の良いと言えるでしょう。

これであれば、仮に10月に予約したのちに状況が変わってタイに行ける状況でなくなっても、予定を先延ばしできるので安心ですね。

もちろん、予約変更するにも狙ったフライトが特典予約できない可能性もありますが、Valueなど安い航空券を買って、結果予定の変更ができず払戻しに20,000円取られるよりはかなり安心感があります

また、特典航空券を払い戻す場合でも3,000マイル差し引かれるだけなので、有償の航空券を払い戻すより損失は少なく済みますね。
もちろん、支払い済の税金や燃料サーチャージも戻ってきます。

予約を変更する場合、元の予約シーズンと変更後の予約シーズンが異なることがあり、この場合は追加で必要なマイルが増えたり逆にマイルが戻ってきたりします

例えば、レギュラーシーズンからハイシーズンへ予約を変更する場合には、追加でマイルを支払う必要があります。
この際に、追加分のマイルが口座にないとハイシーズンへの予約の変更はできませんので注意が必要です。

なお、タイ国際航空などスターアライアンス便をANAのサイトから特典航空券で予約した場合も予約の変更や3,000マイルでの払戻しなどができますが、変更は96時間前までなど条件が厳しくなっている点があります。

JALの特典航空券は変更ができないが、それでも利用する価値はあり

JALも以前は特典航空券の予約変更ができたのですが、現在は特典航空券の予約を変更することはできません

JALの場合、予定を変更するのであれば一度特典航空券を払い戻して再度予約する方法をとります。
その際の予約変更手数料は税込3,100円です。

なので、現在のような予定変更のリスクが高い状況下ではANAの特典航空券の方が圧倒的に有利なのですが、安い有償の航空券では払戻しに20,000円かかってしまうため、JALでも有償航空券で予約するよりは特典航空券で予約したほうが良いです。

まとめ

今回のポイントをまとめると以下の通りです。

  • 10月頃にはタイに行けるかもしれないので今のうちに航空券を取るのが有利
  • でも昨今のコロナ情勢は目まぐるしく変わるので、10月にタイに行けないリスクも大いにある
  • 安い航空券は予約変更ができず払戻しにも高いお金がかかるので買いにくい
  • ANAの特典航空券なら予約変更ができるので、今の状況ならANAの特典航空券がおススメ
  • JALの特典航空券は予約変更ができないので、選ぶのであればANAの特典航空券
  • JALの特典航空券でも払い戻しのコストは有償の航空券よりは低いので、JALマイルしかなければ利用を検討する

です。

海外旅行が再開されると爆発的な需要が生まれるでしょうから、飛行機もホテルも思ったように予約できなかったり、とんでもない金額が必要になることが予想されます。

ですので、こまめに情報を収集してうまく立ち回っていくことが大事でしょうね。

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