ボンバルディアDHC8-Q400に乗ってきた【おすすめ座席は?乗り心地は?】

  • 2023年6月30日
  • 2023年8月2日
  • ANA
ANA

先日、函館旅行にいったのですが、その帰り道、単に函館から羽田に帰ってくるのも面白くないので、函館から札幌を経由して羽田に帰りました。

その際、函館から札幌まではANAのプロペラ機「ボンバルディアDHC8-400」通称ボンQに搭乗しました。

一度は乗りたかったボンQ

ご存知の通り現代において旅客機の主力選手はジェット機です。

離島路線などだとプロペラ機が多いですが、国際線はもちろん国内線の大半はジェット旅客機が就航しています。

私が普段国内線で利用している羽田空港は、コロナ期など特殊な例を除いてプロペラ機は就航していませんので、なかなかボンQに乗るチャンスはありません。

プロペラ機なんて今日日なかなか乗れないので飛行機好きとしてはたまには乗りたいと思いますし、ボンQのシャープなフォルムがかっこいいので、一度は乗りたいと思い続けてきました。

コロナ前は仙台ー成田線でボンQが飛んでいたので、チャンスがあるとすればそこかなぁと思っていたのですが、2023年上期時点で就航なし。

そんな中、函館旅行の帰りに札幌を挟めば大した追加料金がかからずボンQに乗れるチャンスがあることを知り、搭乗するに至りました。

ボンQってプロペラ機なの?

ボンバルディアDHC8-Q400は見ての通り紛れもなくプロペラ機なわけですが、

画像引用:ANAウイングス

これもある意味ジェット機なんじゃないのかって思うことがあります。

現在飛んでいるジェット旅客機のエンジンは、ジェットエンジンの中のターボファンエンジンという分類に当たります。

▲ターボファンエンジン

ターボファンエンジンはターボジェットエンジンにファンを追加したエンジンであり、細かくは書きませんが、ターボジェットからの高速噴流とファンからの低速噴流が混ざり合って推進力を得る構造となっています。

ということは一般にジェット機と呼ばれているものでも純粋なターボジェットのみで推進力を得ているわけではなく、プロペラに似たファンによる推進力も合わさっているわけです。

一方、ボンQなど現代の旅客プロペラ機に搭載されているエンジンは、レシプロエンジンではなくターボプロップエンジンです。

レシプロエンジンとは、燃料の熱エネルギーをピストンの往復運動に変換し、回転運動として出力するエンジンのことです。一般的な車のエンジンはレシプロエンジンです。

ターボプロップエンジンは、ガスタービンの出力でプロペラを回転させて推進力を得るエンジンで、ジェットエンジンの一種とされています。

そうなるとセスナのようなレシプロエンジンで飛ぶ飛行機は明らかにプロペラ機と言えますが、ボンQのようなターボプロップエンジンを搭載した飛行機はジェット機の一種なんじゃないかとも思えてきます。

まぁそうはいっても、ターボプロップの場合推進力の9割はプロペラの回転から得られるわけですので、そういう点ではやっぱりプロペラ機なのかなーとも思えます。

ボンバルディアDHC8-Q400搭乗機

函館空港

今回のフライトは函館から札幌まで、滞空時間30分ほどのフライトです。

函館空港に到着するとチェックインカウンターに多くの人が並んでいました。

同じ時間帯にB787の羽田行きがあったのが原因でしょう。

幸いなことに優先レーンはだれも並んでいませんでしたので、一般レーンの方々の鋭い視線を感じながら列を割り込んで手荷物を預入れ。

 
P’hiro
なんかすみません。
 
スーツケースを預けて展望デッキに向かうと、JALのプロペラ機「ATR42-600」が居ました。
この鶴丸のATRを見ると、2019年に日本エアコミューター機がイタリア空軍にインターセプトされたことを思い出してしまいます・・。
 
私のボンQは時間的に札幌から函館に向かっているはずなのですが、フライトレーダーで確認することができず。
この機材にはADS-Bが搭載されていないのでしょうかね。
グーグルでフライトを検索すると間もなく到着しそうだったので、再度展望デッキへ、
私が搭乗するボンQちゃんが、わざわざ札幌から迎えに来てくれました。
ちょっと見にくい写真ですね。ATRはお客さんが歩いて搭乗しています。
すらりとした機体。
機体が小さいので、荷物は手積みです。
コンテナで積むより手間ですね。

搭乗

ほぼ定刻通り搭乗開始。

ダイヤモンドメンバーに続いてプラチナメンバーなどが搭乗。

函館-札幌路線でも結構上級会員は居るもんですね。

今回の座席は9Dです。

ボーディングブリッジ(PBB)を進みます。

小さなプロペラ機ですが、ANAはPBBアダプターのお陰でそのまま機内に乗り込めます。

 
P’hiro
個人的には近くで飛行機見たかったし、ブログ映えする写真が撮りたかったので、歩いて搭乗したかった。
 

おすすめの座席は

今回9D席を選んだのは、空いてる座席の中でプロペラが見える座席に座りたかったからです。

せっかくプロペラ機に乗るのであれば、プロペラが見える席に座りたいものです。

9Dの位置はこんな感じ。

7~8のAかDあたりがプロペラが見えて見晴らしの良い席だと思います。

プロペラ機はジェット機と比べて低い高度を飛ぶので、窓側の席は晴れていれば外の景色を存分に楽しむことができます。

 

ボンQの座席は薄めですね。

東海道新幹線みたい。

荷物入れも小さい印象。

窓側の席は外の景色が楽しめて良いのですが、機体が小さいので足の置き場に困りました。

 

離陸

離陸はRWY12から。

実は直前まで9Aの席を予約していたのですが、前日までRWY30から離陸していたのでD側にすれば函館の街や函館山が見えると思い9Dの座席に変更しました。

ところがこの日はRWY12からの離陸でしたので、座席変更はあまり意味が無かったです。

プロペラ機だからヨタヨタした離陸なのかなーと思っていましたが、滑走時はジェット機よりシートに押し付けられる感じがし、力強く上昇していきました。

機体が軽い分、力強く離陸する感覚になるのですかね。

その昔、中日本エアラインサービス社(現ANAウイングス) のフォッカー50というプロペラ機で函館空港RWY30から離陸したことがあるのですが、その時は離陸時のパワーに頼りなさを感じて函館の街に落ちるのではないかと冷や冷やした思い出があり、それと比べると隔世の感があります。

そういえばこの飛行機もANAウイングスの運行ですので、私は函館空港からはANAウイングスのプロペラ機でしか離陸したことがないことになります。

機内サービスはというと飴玉ひとつ。

離陸から着陸まで25分しかないですしギャレーもあるのか無いのか分からないですからね(たぶん無い)、ドリンクサービスは難しいのでしょう。

プロペラの向こうには本州が見えます。

写真でプロペラを撮るときれいに映って面白いですね。

エンジンの近くだからなのか、足からは結構な振動を感じます。

 

そうこうしている間に飛行機は札幌空港に向けて高度を下げてギアダウン。

ランディングギアはエンジンの下に収納されています。

札幌空港は0番ゲートに到着し、初めてのボンQフライトを終えました。

次の羽田行きの飛行機は遅れており1時間弱ほど時間があったので、ANAラウンジに寄ってビールをお呼ばれになりました。

いつもの見慣れたB787。

 

おわりに

たまにはプロペラ機に乗りたいと思い搭乗したボンQ。

いつもとは飛行機もサービスも異なり新鮮でした。

機内は狭いので快適さではやはりジェット機の方が上ですね。

たまにしかプロペラ機に乗らない人であれば、プロペラが見える7~9列あたりの窓側の座席をお勧めします。

フォローをお願いします!