ANA国内線プレミアムクラスでシャンパン提供終了【さよならHATON】

  • 2021年5月21日
  • 2022年1月22日
  • ANA
ANA

2021年5月をもって、ANAのプレミアムクラスでのシャンパンの提供が終了しました。

従来も一部路線でのみシャンパンを提供しており、その他の路線ではスパークリングを提供していたのですが、今般全ての路線でスパークリングワインのみの提供へと変更になりました。

うーん、HATON(アトン)好きだったのでちょっと残念ですね。

知っていたらもっと飲んだのに

私がプレミアムクラスに搭乗してシャンパン(HATON)を最後に飲んだのは、2021年4月に大阪から羽田へ帰るときでした。

HND-ITMの短距離路線ですが、行きは酒意地汚くシャンパンを2本頼みました。

>>【HND➡ITM】78Mプレミアムクラス搭乗記【NH21】

しかし、あまり意地汚いのもイケてないので、帰りは大人の余裕で1本だけシャンパンを頂きました。

 
P’hiro
本当はプレミアムクラスの乗客が出張中のサラリーマンばっかりで、酒盛りしてるの俺だけだったから、なんか恥ずかしくて1本でやめたんですけどね(´・ω・`)
 

でも、これがプレミアムクラスでHATONを飲むのが最後だって分かっていたら、もう一本飲んでましたよ!

若干悔いが残る・・。

プレミアムクラスでシャンパンが出されたいい時代だった

シャンパンはANAのプレミアムクラス全ての路線で提供されていたわけではなく、主要幹線でのみの提供でした。

具体的には、

  • 羽田 ー 千歳
  • 羽田 ー 伊丹
  • 羽田 ー 福岡
  • 羽田 ー 沖縄

の路線でシャンパンHATONが提供されていたんですね。

逆に言えば、この路線ではスパークリングワインは提供されていなかったのです。

 
P’hiro
ちなみに、私はこの路線しかプレミアムクラスは乗った事がないので、必然的にスパークリングワインは飲んだことがありません。
 

旅行・乗り物系ニュースサイトのTRAICYによると、

シャンパンの提供は、2018年9月に開始。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年3月よりサービスを一時中止、その後は提供を再開していた。

出典:TRAICY

とのことで、一時中断はありましたが2年半以上に渡ってシャンパンが提供されていたのです。

シャンパンが提供されていた路線は主要幹線ですから、当然JALとバチバチやってる路線です。

JALのファーストクラスではシャンパンを出しているので、それに対抗してANAでも競合路線でシャンパンを出しはじめたわけですが、ANAは残念ながらここで息切れです。

 
でも、ANAはスパークリングワインを全路線ミニボトルで出してくれるから、ダメってわけではないけどね。
泡は鮮度が命よ!
 

既存のスパークリングワインも銘柄が入れ替わる予定

ANAの公式サイトによると、現在提供されているスパークリングワインも銘柄の入れ替えが行われているようです。

画像出典:ANA

https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/domestic/inflight/guide/premiumclass/meal/index1.html

今現在は上の写真の「ブリュット・ダルジャン・シャルドネ」ってのが提供されていますが、これも順次「ヴーヴ・オリヴィエ・ブリュット」というスパークリングワインに置き換わるとのことです。

ヴーヴ・クリコみたいな名前ですね。

 

 
P’hiro
シャンパンでは黄色い栗子が好きだ
 
 

検索してみると別のものがアマゾンで出てきて、一瞬「お、シャンパンなの?」って思ったのですが違いました。

ヴーヴ・オリヴィエ・ブリュットはフランス産のスパークリングワインですので、同じような名前のシャンパンとは別物です。

 

ちなみに2021年7月に羽田沖縄路線に乗った際には、まだブリュット・ダルジャン・シャルドネでした。

その後月日は流れ、2022年に入って羽田ー長崎線で初めてヴーヴ・オリヴィエ・ブリュットを見かけました。

今はこっちのヴーヴ・オリヴィエ・ブリュットがメインで、ブリュット・ダルジャン・シャルドネがたまに出るかも、って感じらしいです。

 

 
P’hiro
ブリュットって言うだけあって、ドライな味わいでした。
 

 

美味しければシャンパンじゃなくてもいいかな

、そもそもシャンパンって、フランスのシャンパーニュ地方で決まった方法で作られたスパークリングワインのことですからね。

シャンパンなら作り方など細かく基準が定められているので、一定水準以上のスパークリングワインであることが担保されているのでしょうけど、現代においてはシャンパーニュ地方以外でも、世界各地で高品質のスパークリングワインが生産されているわけですから、ブランドより品質が重要だと思いますね。

たしかに飛行機でシャンパンを飲んでいるっていう方がブランド感はありますので、シャンパンを出し続けてほしかったなって声も分かります。

「コロナで業績が厳しいからって、こういうところでコストを削るのはどうなの?」って意見も分かります。

ですので、ANAさんがコストを下げつつ質の高いスパークリングワインを発掘する目利き力があるのか、それとも安かろう悪かろうの単なるコスト削減だったのか、注目ですね

個人的には、CAさんに飲み物頼むときに「シャンパンをお願いします」って言うと響きがラグジュアリー過ぎてなんかこっぱずかしかったので、これからはそんな思いをしなくて良いのは助かりますね笑

これからHATONを飲みたければ買って飲もう

ネットで見てみると、HATONはそんな高いものでもないので、たまに晩酌で飲むのもいですね。


【品質を追求したシャンパーニュ】ジャン・ノエル・アトン クラシック・ブラン・ド・ノワール [ スパークリング 辛口 フランス 750ml ]

うちにはANAのグラスもどきもあるので、プレミアムクラスごっこができるんです!

本当はANA公式のグラスが欲しかったのですが、どうやら特注で販売していないそうです。

もう雲の上でHATONを飲むことが出来ないのは残念ですが、新しく来るスパークリングワインを頂くのは楽しみですね。

スパークリングワインが入れ替わった後にプレミアムクラスに搭乗してみたいと思います!

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