ANAプレミアムクラスへのアップグレードのコツ

ANA

ワンランク上の優雅な空の旅を叶えてくれるANAのプレミアムクラス。

出来ることなら、ずっとプレミアムクラスで旅行したいものですが、


パーマネントトラベラー
国内旅行ならプレミアムクラスに乗りたいけど、結構いい値段するからそんなに手が出ないよ
 
 
って方も多いと思います。
 
正直言って、
 
 
P’hiro
プレミアムクラスの運賃は数年前と比べてお高くなっているから、俺もなかなか買おうとは思わなくなった。
 
わけなんです。
 
ただそうは言っても、アップグレードを使えば、そこまで負担なくプレミアムクラスに搭乗できたりするんです。
 
アップグレードが出来れば通常のプレミアムクラスの運賃よりは安くプレミアムクラスに乗れることが多いですし、上級会員だとアップグレードポイントを使って無料でアップグレードもできるのですよね。
ですので私はもっぱらアップグレード派なのですが、そうは言ってもアップグレードがなかなか出来ないことが多々あります
 
 

パーマネントトラベラー
アップグレードしようとしても、プレミアムクラスがいつも満席で出来ないよ
 
 
ってことが割とあります。
 
そりゃそうなんですよ。
 
どういうことかと言うと、
アップグレードの手続きは搭乗の2日前からしかできませんので、搭乗の2日前までにプレミアムクラスが埋まっていればアップグレードできませんし、アップグレードしたい人同士で少ないプレミアムクラスの残席を争うわけですから、アップグレードは簡単ではありません。
 
なかなかプレミアムクラスへのアップグレードは簡単ではないのですが、そうは言ってもアップグレードできる可能性が高まるコツは存在します
ここでは、少しでもアップグレードできる可能性をが高めるコツを紹介していきたいと思います。
 

一番アップグレードしやすいのは便の変更ができる特典航空券

プレミアムクラスに空席のある便に変更することがアップグレードへの王道

まぁ、このやり方が最強でしょう。

搭乗する便の変更ができる航空券であれば、プレミアムクラスに空席がある便に変更してアップグレードは可能です。

アップグレードは搭乗予定の2日前0時00分から手続き可能ですので、その時点で搭乗予定の飛行機でアップグレードできれば一番良いんですが、そうはいかないこともありますからね。

予定の変更が可能であるならば、プレミアムクラスに空きのあるフライトに変更してアップグレードするのが最強です。

 
P’hiro
後出しジャンケンのようなものだね

やり方は簡単で、搭乗2日前0時以降にANAのサイトやアプリから搭乗する日の同じ路線のプレミアムクラス空席状況を確認します。

プレミアムクラスに空席のある便の中から、どのフライトに変更するか決めましょう。

言うまでもなく当たり前なことなので賢明な読者諸氏ならお分かりかと思いますが、空席待ちとか満席になっている便に変更してもプレミアムクラスにはアップグレードできませんので、くれぐれもそういった便に変更はしないでくださいね。

アップグレード前に持っているのは普通席航空券なので、普通席に空きがあればプレミアムクラスが満席でもその便に変更できてしまうこともあるわけです。

フライトを変更したら、そのままさっさとアップグレード手続きをしてしまいましょう。

 
P’hiro
はやくアップグレードしないと売り切れちゃうよ!

これでアップグレードは完了です。

フライトの変更ができる航空券

先ほど紹介したアップグレードの方法はフライトの変更ができることが前提でしたが、ANAの国内線航空券にはフライトの変更が可能な航空券と不可能な航空券があります

またフライトの予約変更が可能でも、ビジネスきっぷなどはアップグレードは出来ません(ただし、プレミアムビジネスきっぷとの差額を支払えばプレミアムクラスに変更は可能)。

ANAの国内線でフライトの変更が可能かつアップグレードが可能な航空券は以下の通りです。

  • 国内線特典航空券
  • ANAフレックス

ちなみになんですが、

株主優待割引とかビジネスきっぷなどもフライトの変更が可能かつプレミアムクラスへの変更は可能ですが、アップグレードポイントやアップグレード料金が適用されるわけではなく各種プレミアムクラス運賃との差額を支払うことになるので、それなら最初からプレミアムクラスで予約しろよって話です。

差額の運賃を支払っているので、いわゆるアップグレードとは違った概念です。

また、ANAフレックスはかなり高額な運賃ですので、こんなのでアップグレード料金払って乗るなら最初から早割のプレミアムクラスを予約した方が良いと思います。

というわけで、現実的にお得なアップグレードをしやすい航空券は特典航空券になります。

 
P’hiro
マイルで取った航空券が一番お得にアプグレードしやすいってのも皮肉なもんだな
 
お金を払って普通席に乗っている人が大半であろう中で、マイルとアップグレードポイントを組み合わせて無料でプレミアムクラスに乗っていると、皆さんに対して優越感でいっぱいです。申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 

スーパーバリューなどでプレミアムクラスにアップグレードするコツ

特典航空券と比べると、フライトの予約変更ができないスーパーバリューはアップグレードするに当たっては分が悪いです。

 
P’hiro
予約したフライトのプレミアムクラスが満席だと、アップグレード計画は終了ですわ
 
空席待ちが落ちてくる可能性はもっと低いですからね。
 
特典航空券と比べるとスーパーバリューはアップグレードできる可能性が低いのですが、そうは言っても少しでもアップグレードできる可能性を上げるコツは存在します
これから紹介するコツを組み合わせて、少しでもアップグレードできる可能性を引き上げて、ぜひアップグレードを勝ち取ってください!
 

大前提1:搭乗2日前の0時にアップグレードの手続きをする

プレミアムクラスへのアップグレードの受付は搭乗2日前の深夜0時からです。

本気でアップグレードしたいのであれば、この時間に起きてアップグレードの手続きをするのは当然の努力です。

せっかくアップグレードのチャンスがあったのに、朝になったら満席になってたなんてもったいない話です。

大前提2:プレミアムクラスが設定されいてるフライトを予約する

これも当たり前な話ですが、ちゃんとプレミアムクラスの料金が設定されているフライトを予約してください

▼たまにこういう普通席だけの飛行機しか飛んでない路線とかもあります。

また、例えばソラシドエアとのコードシェア便なんかもプレミアムクラスはありませんので、当然アップグレードもできません。

アップグレードを狙うなら、予約画面を見てプレミアムクラスの料金が設定されているフライトを選択しましょう

プレミアムクラスの空席が多いフライトを予約する

搭乗日まで時間があると、プレミアムクラスに空席が目立っていてもそんなのアテにはなりませんが、予約時点でプレミアムクラスの空席が少ないフライトはアプグレードできない可能性が高いので避けましょう。

繁忙期は避ける

年末年始やゴールデンウィークなんかはアップグレードは難しいでしょう。

また、曜日によってもアップグレードのしやすさは異なります

羽田-伊丹なんかは平日はビジネスマンのプレミアムクラス需要が大きいので時間帯によってアップグレードが難しく、逆に羽田-沖縄は休日はプレミアムクラスのレジャー需要や修行需要が高いのでアップグレードが難しいでしょう。

朝と夕方は避ける

ビジネスにしてもレジャーにしても、せっかく移動するなら最大限に時間を使いたいものです。

早朝や夕方以降は移動需要が増えますので、アップグレードは難しいと思います。

先ほど出した予約画面でも朝早い便はプレミアムクラスが満席でしたね。

私の経験上、10時~16時くらいのフライトが比較的アップグレードが成功しやすい印象です。

小型機より大型機を選ぶ

大型機と小型機ではプレミアムクラスの座席数が異なります

当然、座席数の多い方がアップグレードできる可能性は高いわけですので、同じ路線に大型機と小型機が飛んでいるのであれば大型機を選んだ方がベターでしょう。

▼例えば、ANAのA321はプレミアムクラスが8席しかありません。

▼一方で、ANAのB777-200(722)はプレミアムクラス28席と、一番多く座席が設定されています。

これだけ座席数の差があれば、大型機の方がアップグレードできる可能性が高いというのもお分かりいただけると思います。

ただ、B777などの大型機を使う時間帯は需要が多い時間帯であることが多いため、先ほどの「朝と夕方は避ける」という点と矛盾が生じやすいと思います。

この点については、プレミアムクラスの予約状況をにらみつつとなりますが、朝のB777と昼間のB737とでは朝のB777の方がアップグレードできる可能性は高いのではないかと思います

ANAのB777は最低でも21座席プレミアムクラスが設定されている一方で、B737やA320系は8席ですからね。

いくら暇な時間帯でも、8席くらいだと座席が埋まりやすいと思います。

まとめ

ANAの国内線でプレミアムクラスにアップグレードできる可能性が一番高いのは、間違いなく特典航空券です

特典航空券なら搭乗2日前にプレミアムクラスの予約状況を見てフライトを変更することができますので、繁忙期でどのフライトも全くプレミアムクラスに空きがないとか、フライトの予定を変更することが難しいなんて場合でもない限り、結構アップグレードしやすいと思います。

一方で株主優待割引やビジネスきっぷ・障がい者割引などの有償の航空券ですと、フライトの変更ができてもプレミアムクラスへの変更はプレミアムクラス料金の差額を支払うしかない(アップグレード料金の適用やアップグレードポイントが使えない)ため、最初からプレミアムクラスの航空券を買うのと結局は同じです。

皆さんがよく使う早割運賃であるスーパーバリュー等の航空券は、アップグレードは可能ですがフライトの変更はできません

ですので、搭乗2日前の時点で搭乗予定の飛行機のプレミアムクラスが満席だと、アップグレードは出来ません(空席待ちはできますが、座席確保はほぼ難しいでしょう)。

特典航空券と比べるとスーパーバリューなどの航空券はアップグレードできる可能性がぐっと下がりますが、それでもアップグレードできる可能性を引き上げるコツはあります。

  • 大前提1:搭乗2日前の0時にアップグレードの手続きをする
  • 大前提2:プレミアムクラスが設定されいてるフライトを予約する
  • プレミアムクラスの空席が多いフライトを予約する
  • 繁忙期は避ける
  • 朝と夕方は避ける
  • 小型機より大型機を選ぶ

これらのコツを組み合わせていけば、プレミアムクラスへアップグレードできる可能性が高まると思います。

ただ個人的には、国内線なんて長くて3時間程度ですし大半は2時間以内のフライトですので、無理してこれらのコツを実行することもないのかなって思います。

せっかく旅行に行くなら朝から現地入りして楽しみたいですよ。

これらのコツを実行したからと言って、プレミアムクラスにアップグレードできる保証があるわけでもないです。

ですので、無理せずできる範囲でこのコツを実行し、「アップグレード出来たらラッキー」くらいの心構えでいるのが一番良いのではないでしょうか。

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