こんにちは、P’hiroです。
私は2019年にANAのプラチナステータスを取得し、それと同時にスーパーフライヤーズカード(SFC)も取得しました。
その後コロナ禍でステータスを延長されプラチナメンバーのままだったのですが、ついに2022年4月からはプラチナステータスはなくなり平SFCに陥落してしまいました。
ANAマイレージクラブのステータスについて整理
各ステータスの階層
ANAマイレージクラブの会員には、
- ダイヤモンドメンバー
- プラチナメンバー
- ブロンズメンバー
- スーパーフライヤーズ会員 (SFC)
- ANAマイレージクラブ会員(一般マイレージ会員)
の種別があります。
このうちダイヤモンドとプラチナ・ブロンズはプレミアムメンバーとされております。
SFCは明確にプレミアムメンバーとはされていませんが、SFCはプレミアムメンバーに準ずるステータスであるかと思います。
そして各ステータスの特典の充実度を比べると、
ダイヤモンド >> プラチナ > SFC >> ブロンズ > 一般会員
のイメージだと思います。
SFCとプラチナは同じ特典を受けられる場合が多い
特典の内容はプラチナはSFCより優遇されていますが、SFCとプラチナの主な特典は結構かぶっています。
- スターアライアンス・ゴールドのステータス
- 国内線・国際線のANAラウンジの利用
- 手荷物優先返却(プライオリティ・タグ)
- ANA PREMIUM CHECK-INやビジネスクラスチェックインカウンターの利用
- 手荷物許容量の優待
- 優先搭乗(Group2)
- 国内線特典航空券などの優先予約
他にもいろいろあるとは思いますが、主な特典はこんなもんかと思います。
正直、「一生のステータス(笑)」であるSFCにこれだけの特典があるなら十分ですし、特典内容が余程変わらない限り今後私はわざわざプラチナステータスを狙うことはないでしょう。
一番痛い違いは国際線のエコノミーの事前座席指定料がSFCは有料な点
これまで見てきた通り、SFCとプラチナステータスの特典は共通点が多いですが、違いもあります。
個人的に一番大きな違いだと思うのは、ANAの国際線エコノミークラスには「有料事前座席指定」制度があり、プラチナステータスであればどのエコノミー席であっても無料で指定できるのですが、SFCの場合は座席によって追加料金が必要となります。
有料事前座席指定が始まる以前はステータスがないと非常口席を事前指定するのが難しかったですが、お金さえ払えばだれでも指定できる可能性が出るという点で、ある意味フェアなシステムではあります。
フライトボーナスマイルの積算率も異なる
もうひとつSFCとプラチナとの大きな違いは、ボーナスマイルの積算率です。
ボーナスマイルの積算率とは、付与されるフライトマイル(区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率)の何パーセントがボーナスマイルとして別に貰えるかのレートです。
羽田ー沖縄路線の普通席のチケットをスーパーバリュー55で購入した場合、付与されるフライトマイルは738マイル(区間基本マイレージ984マイル×クラス・運賃倍率75%)。
もしANAゴールドカードを持っていてプラチナ1年目であれば、ボーナスマイル積算率は95%なので、ボーナスマイルは701マイル(フライトマイル738×ボーナスマイル積算率95%)。
よって、合計で738+701=1439マイル獲得できる。
その他の違い
さらにSFCとプラチナの違いを挙げると、
- 空席待ちの順序
- 指定できる座席の違い
- 毎年貰えるカレンダーや手帳などの種類
などがあります。
当然、プラチナの方が優遇されます。
この他にも、私が把握していない特典の違いや優先度の違いはあるとは思います。
まとめ
この記事の話をまとめると、
ANAのスーパーフライヤーズ会員(SFC)とプラチナ会員とでは、受けられる主な特典は結構同じである。
ただ当然違いもあり、国際線の事前座席指定料の有無やボーナスマイルの積算率などではプラチナの方が有利となっている。
です。
これくらいの差だと、SFC会員がわざわざ修行してプラチナステータスの獲得を目指すなんてことはないでしょうね。
ただ先ほども書いた通り、SFCは一生涯のステータスであってもSFCの特典が今のまま一生続くとは限らないので、将来再度プラチナを目指すなんてこともないとは言い切れません。