SFC修行で石垣島に行くならバリュートランジットの活用もおススメ

ANA

国内でANAのSFC修行を行うのに人気なのが那覇路線です。

その理由のひとつとして、本州から距離が離れているため一回のフライトで得られるプレミアムポイントが多い事が挙げられると思います。

⇒⇒⇒【わかりやすい】ANAのプレミアムポイントのしくみや計算

石垣島はANA国内線最南端路線でプレミアムポイントを多く稼げますので、修行をされている方に大人気路線となっていますね。

数年前であれば、国内線の修行は那覇路線や石垣路線などでプレミアムクラスを使って快適に行うのがセオリーでしたが、

最近ではちょっとチケットを買うのが出遅れると、羽田ー那覇路線で片道4~5万円くらいしますからね、PP単価13~17円では修行で沢山使えるような代物ではありません。

 

 

 
P’hiro
以前は羽田-那覇のプレミアムクラスが2万円を切っていたこともあったのになぁ。
 
 

パーマネントトラベラー
予算的にプレミアムクラスばかり乗るのは難しいよ
 
 
こうなってくると、PP単価を抑えるためには国内線では普通席の利用も検討対象になってきますが、普通席で石垣島や宮古島に行くのであればバリュートランジットの活用も検討されることをおすすめします。
 

 

バリュートランジットとは

バリュートランジットは、国内線の特定区間を乗り継いでいく場合に、一括で予約できる運賃のことです。

例えば、羽田~石垣島を那覇空港を乗り継いでいく場合、バリュートランジットなら羽田ー那覇と那覇ー石垣島のフライトが一括で予約されます。

バリュートランジットはバリュートランジット28バリュートランジット7バリュートランジットの3つの運賃があり、バリュートランジット28が一番安い料金です。

 

バリュートランジットの予約可能時期は以下の通りです。

予約開始:2か月前の1日午前0時から(例:7月のフライトなら5月1日0時から)

予約終了:バリュートランジット28がフライトの28日前まで
     バリュートランジット7がフライトの7日前まで
     バリュートランジットはフライト当日まで 
      

 

全ての路線でバリュートランジットが設定されているわけではなく、羽田~石垣島、羽田~宮古島、福岡~仙台など一部路線で設定されています。

バリュートランジットが直行便より安いとは限りませんが、後ほど触れるメリットと料金を照らし合わせてバリュートランジットを活用すると良いと思います。

普通席のみでの販売ですが、搭乗2日前よりプレミアムクラスにアップグレードすることが可能です。

なお、マイルやプレミアムポイントの積算率は75%ですので、SUPER VALUEで普通席をとった場合と同じです。

 

バリュートランジットのメリット

搭乗ごとに搭乗ポイントが貰える

バリュートランジットで搭乗すると、1フライト毎に搭乗ポイントとして200プレミアムポイントが貰えます

1フライト毎ですので、羽田~石垣島を那覇空港で乗り継いでいけば、2フライト搭乗しますので片道400PP貰えます

 

 

 
P’hiro
往復だと、なんと800PP!!

 

 

羽田~石垣島の場合、直行便のスーパーバリュー普通席では片道1836PPですが、バリュートランジットで那覇で乗り継いだ場合は片道2246PP貰えます。

2割以上プレミアムポイントが多く貰えるわけですから大きいですね。

 

パーマネントトラベラー
あれ、バリュートランジットの方、10ポイント多いんじゃないの?
 
 
ってお気づきの方もいると思いますが、
これは羽田~石垣島で設定されている区間基本マイレージと、羽田~那覇+那覇~石垣島で設定されいてる区間基本マイレージが微妙に異なるためです。
 
 
 
P’hiro
ちなみにKIXで乗り継ぎなら2273PP貰える
 
 
ですので、バリュートランジットなら搭乗ポイント+経由で余分に飛んだ分、直行便よりプレミアムポイントが多く貰えます
 

直行便よりフライトの選択肢が多い場合がある

羽田~石垣島は2021年7月時点で片道1日2便飛んでいます。

これはコロナで減便されているわけではなく、コロナ以前から1日2便でした。

 

上記の通り、羽田⇒石垣島は、早朝と昼前の出発ですので、時間帯に偏りがあり使い勝手が良いとは言いにくいです。

 

 

 
P’hiro
修行してたころ、寝坊して6時20分出発の石垣行きの飛行機に乗れなかったことあったなぁ・・。起きたら飛行機は大阪上空まで飛んで行ってしまってた・・。

 

ちなみに、上の画像の「乗継便」ってところをクリックするとバリュートランジットの料金に移ることができます

「乗継便」をクリックしてバリュートランジットの運賃を見てみると、

▲バリュートランジット①

▲バリュートランジット②

途中少し切れてしまっている部分がありますが、バリュートランジットの方が出発時間の選択肢が多いです。

これは羽田~石垣島の直行便より、羽田~那覇と那覇~石垣島のフライトの方が圧倒的に多いから起きる現象ですね。

例えば・・

 

 
P’hiro
仕事で午前中の便は乗れないなぁ・・
 
 
パーマネントトラベラー
早めに石垣島に着いて遊びたいけど、朝の直行便はいくら何でも早すぎだろ
 
 
なーんて時にバリュートランジットが選択肢に入ると思います。

 

直行便より安い場合がある

航空券のプライシングについては予約状況等の影響を受けますので一概には言えないのですが、直行便より安くなる場合があります

再び、以下は先程と同じ日の羽田~石垣島の運賃です。

▲直行便の値段

▲バリュートランジットの値段①です。この時間帯は直行便より高いですね。

▲バリュートランジットの値段②です。午後になると直行便より安いです。

まぁ結局これって午後便になると羽田~那覇の運賃が安くなるから、結果としてバリュートランジットも安いっていうだけの話なんですけどね。

SFC修行においてはプレミアムポイント単価(=航空券代÷獲得PP、以下「PP単価」)を下げることが修行のコスト削減につながるわけで、バリュートランジットで航空券代が下がれば、

獲得PPがUP↑

航空券代がDown↓

となり、直行便と比べてPP単価を大きく低下させることできます。

 
P’hiro
日帰り往復が好きじゃない人は午後便を活用できますね

バリュートランジットのデメリット

乗り換えが必要で移動時間が長くなる

バリュートランジットは経由便の運賃ですので、乗り換えが必要になります。

乗り換えが必要となるため、当然直行便よりは移動時間が長くなります

ただ、先程の羽田〜石垣島のケースで見れば、「昼頃に到着したい」なんて時には直行便より時間的なニーズは満たせますね。

昼頃に到着する直行便があれば一番時間効率が良いのでしょうけど、バリュートランジットがあることによって出発や到着時間の融通が効くようになっているわけですからね。

2ヶ月前の1日からしか予約が取れない

バリュートランジットは2ヶ月前の1日から予約開始ですので、早くから旅行や修行の計画を立てる場合には使い勝手が悪いかもしれません。

仕事の都合で数ヶ月前から予定を立てなければならない人も多いですからね。

逆に言えば、修行をしながら計画を立てたり割と直前に旅行の予定を立てる人にはバリュートランジットは安く航空券を買えるチャンスがあるため、そういった点ではメリットでもあります。

私も修行中、予定が空いた時にバリュートランジットを活用して、修行の予定を埋めたことがありました。

まとめ

▲今はなきスーパードルフィン(B737-500)

バリュートランジットで石垣島修行を行うメリットをまとめると、

  • 1回の搭乗で搭乗ポイントとして200PP貰える
  • 直行便より便数が多い
  • 直行便より運賃が安くなる場合がある

となります。

逆にデメリットをまとめると、

  • 直行便より移動時間が長い
  • 予約開始が2か月の1日からと早めに予定を立てられない

です。

ただ、このデメリットは、

直行便より移動時間が長くても便数が多いので時間の融通が効く点や、

直前でも安く航空券が買える場合もある

と言ったことの裏返しだったりもします。

最終的には直行便とバリュートランジットのどちらが、よりPP単価的に有利か、スケジュールに合致するかで決めると良いと思います。

いずれにしても選択肢が多い事は良いことです。

石垣島への修行を検討される方は、直行便とバリュートランジットを比べてみることをおすすめします。

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