庄内旅行に行った際にANAの短距離国際線仕様機である32Pのプレミアムクラスに乗ったので、レビュー書いていきます。
秋の庄内旅行でANAの32Pに搭乗
2021年10月、まだ暑い日もありますがそろそろ東北は秋模様になってきた頃だろうと思い、東北への旅行を計画しました。
ANAのふるさと納税を見ていると、山形県鶴岡市の返礼品にダイナミックパッケージのクーポンがありましたので、「こりゃ渡りに船だ」と思い、鶴岡市にふるさと納税しました。
今回は、羽田空港から庄内空港までのフライトです。
庄内空港自体初めてなのでワクワクしますね。
東京から大阪に行く際には新幹線ではなく飛行機に乗る派の私ですが、
プレミアムクラスにアップグレードする気なかったけど、結局アップグレードすることに
羽田空港から庄内空港って、直線距離で450~500kmくらいです。
羽田から伊丹と同じくらいでしょうか。
このくらいの距離だと、正味20分くらいしかシートを倒してリラックスしたり食事やらお酒を楽しめないので、短距離路線でプレミアムクラスなんて贅沢というか無駄だよなぁって思ってたんです。
この前大阪行った時は78Mのビジネスクラスシートに乗りたかったのでプレミアムクラスにしましたが、その時もフライト時間が短くて忙しすぎて、シャンパンを急いで飲んでお腹パンパンになったわけなんですよ。
関連記事⇒⇒⇒【HND➡ITM】78Mプレミアムクラス搭乗記【NH21】
今回は窓際の席も取れましたし隣に人も来そうな感じでもなかったので、普通席でも不満はありませんでした。
なんなら、Seat Alertsで確認したらプレミアムクラスは通路側しか空いてませんでしたからね。
アップグレードする理由はありません。
まぁでも念のため(何が?)、Seat Alertsで窓際の席が空いたらメールが届くよう設定しておいたんです、アプグレードする気はありませんでしたが。
そしたらSeat Alertsから「窓際のプレミアムクラスが空いたよー」なんて通知が来ちゃったじゃないですか。
しかも隣も居ないじゃん!
NH395プレミアムクラス搭乗記
羽田空港第2ターミナル
今回の搭乗口は68番搭乗口です。
画像出典:ANA
https://www.ana.co.jp/help/dms/help_ck_s_hnd_gate.html
C滑走路に向かって右端の搭乗口です、遠いですね。
本当はもっと早く羽田に来て58番搭乗口方面のパワーラウンジに行く予定だったんですけどね、少し寝坊してしまいましたので諦めてANAラウンジに行きました。
フライトの時間は午前11時だったのですが、ANAラウンジでは政府だか自治体の要請で酒類は11時~20時のみの提供でした。
搭乗からシート紹介
今回は1Aですので、言うまでもなく一番前の客席です。
▲国内線のプレミアムクラスや国際線のプレミアムエコノミーみたいな席ですが、一応ビジネスクラスのシートです。
32Pは東アジアやウラジオストクなど近隣の国際線で使われる機材ですので、こんなんで十分なんでしょう。
最前列なので、ポケットは壁についてます。
リクライニングのボタンなど。
この金具の部分を持ち上げると、中にモニターが入っています。
出すとこんな感じ
私の体型にはうまくマッチしないだけかもしれませんが、座り心地は背中の部分が深くくぼんでてリクライニングにしないとヘッドレストの位置がいまいち合わず、首が疲れる感じがしました。
リクライニングすれば、それなりに快適でしたけどね。
プッシュバックから離陸
小さい飛行機ですので乗客の搭乗もスムーズに進み、いよいよ出発です。
ボーディングブリッジが離れていくのを間近で見れるのは1Aの特権ですね。
プッシュバックされている時に外を眺めていると、B787-800が通過していきました。
離陸
エンジンはうなりを上げ、RWL16Lを離陸滑走していきます。
機首を上げ高度は上昇していきます。
D滑走路が下に見えますね。
離陸してから旋回して千葉方面に向くと、先ほど離陸した羽田空港が見えました。
さらに進むと夢の国が見えてきました。
いつも西日本方面や東南アジア路線に乗っているので、このルートは何気に新鮮です。
離陸して10分も経たないうちにベルト着用サインが消えました。
ベルト着用サインが消えているのなんて正味20分程度のフライトですので、CAさんも大忙しです。
こんな短いフライトでも、ちゃんと食事は出ます。
プレミアムクラスの食事は食材の品目が多いので、普段食事が偏りがちな私にはありがたいです。
いわし竜田揚げなんて、まず自分で食べないですからね。
お酒はいつものスパークリングワイン(ブリュット・ダルジャン・シャルドネ)を頼みました。
そういえば、スパークリングワインはヴーヴ・オリヴィエ・ブリュットに順次変わるってANAの公式HPに数か月前から書いてますけど、どうなってるんでしょう?
関連記事⇒⇒⇒ ANA国内線プレミアムクラスでシャンパン提供終了【さよならHATON】
ゆっくり食べている時間はないので、急いで食べて飲みます。
そうこうしているうちに、離陸から20分くらいで山形県内に入り高度が下がってきました。
この日は関東や東北は全体的に晴れでしたが、庄内地方は曇りの予想でした。
庄内の方を見ると雲が多いのが見てとれ、「天気予報って当たるんだなぁ」と感心しましたね。
着陸態勢に入り、飛行機は雲の中に突入しました。
飛行機は結構揺れ、CAさんは早々に着席しました。
雲を抜けると、そこには庄内平野が広がっていました。
いよいよ、「おいしい庄内空港」に着陸です。
この日は陸側からの着陸(RWY27)でした。
庄内空港の誘導路は取付誘導路が一本あるだけなので、滑走路の端まで行ってUターンしなければなりません。
さっき着陸した滑走路を逆走して、ターミナルへ向かいます。
小さくてかわいいターミナルビルですね。
ボーディングブリッジが近づいてきます。
「ようこそ、庄内空港へ」って勝手に脳内変換しています。
今乗ってきた飛行機(JA220A)です。
庄内空港のターンテーブルは一基のみ。
この路線で修行してる上級会員も少ないでしょうから、すぐに荷物が出てきます。
荷物をピックアップして路線バスに乗り込みます。
これから路線バスで、今晩泊まる「スイデンテラス」に向かいます。
関連記事⇒⇒⇒【庄内平野の田んぼに浮かぶホテル】スイデンテラス宿泊記
おわりに
東京から庄内地方に行くのであれば、やはり新幹線より飛行機の方が便は良いと思いますね。
今回はいろいろあってプレミアムクラスに乗りましたが、まぁこの距離なら普通席で十分かなって思いますね、やっぱり。
ANAの普通席は広いですし座り心地も良いですし、この距離じゃプレミアムクラスの食事やドリンクサービスもゆっくり楽しめませんからね。
まぁでも今回は羽田で色々な飛行機を見れましたし、普段あまり乗らないルートでのフライトでしたので楽しかったですね。
またこのくらいの距離のフライトだと、そこまで高度を上げずに飛行するので地上が見えやすくて楽しいと思います。
ホテルに到着して荷物を預けて鶴岡駅まで散歩していると、さっき乗ってきたJA220Aが羽田に帰っていきました。
さっきまで自分が乗っていた飛行機が飛んでいるのを地上から眺めると、なんか胸にグッとくるものがあります。
この日この飛行機は朝一で羽田~広島を往復して、そのあと羽田~庄内を往復しました。
フライトレーダーで確認したところ、この後に当機は羽田~徳島を往復したようです・・。
いかがでしたか?