ANAが提供する電子マネーサービス「ANA Pay」。
2023年5月の改良により、あまりマイルを貯めていないライトマイラーにも使い勝手のよいものになりました。
以前、「少額の余ったANAマイルの使い道」という記事を書きましたが、ANAマイルはお得に航空券を取得できるポイントプログラムである一方、ある程度貯めないと使い勝手が悪いものでありました。
しかし新しく生まれ変わったANA Payによって、少額のANAマイルの使い勝手の悪さはほぼ解決されたと言ってよくなりました。
そもそもANA Payとは
まずそもそも
ライトマイラーこそANA Payを利用すべき理由
それでは本題です。
私はANA Payは少しでも多くマイルを貯めたいマイラーだけではなく、ANAの特典航空券に替えるほどではないけどANAマイルを保有しているライトマイラーも利用すべきサービスだと思います。
その理由を紹介します。
1マイル1円から利用可能
新生ANA Payではクレジットカード・Apple Pay・現金のほか、マイルでもチャージをすることができます。
ANA Payでは1マイル=1円として利用できます。
ここでのキモは、チャージも支払いも1マイルからできるという点です。
- ANA Payキャッシュ・・クレジットカード、Apple Pay、セブン銀行ATMからチャージする口座
- ANA Payマイル・・マイルからチャージする口座
使えるお店が結構ある
新しいANA PayはiD・VISAタッチ加盟店やオンラインのVISA加盟店で利用できます。
ということはコンビニやスーパーといった身近なところでも、楽天市場やAmazonといったオンラインショップでも大抵使えるため、「買い物したいけど、どこも全くANA Payに対応していない」なんてことにはならないでしょう。
マイルを多く貯めてる人にとってはマイルでANA Payにチャージするのは損
先ほども書いた通りANA Payでマイルをチャージした場合、1マイル=1円となります。
ポンタカードや楽天ポイントなどに慣れ親しんでいれば1ポイント=1円は悪くない感じもしますが、ANAマイルに関しては1マイル=1円ははっきり言って損です。
元来航空会社のマイルは特典航空券と交換するためのポイントですので、特典航空券と交換した方が金額で換算するとお得になります。
3,000マイルあれば、トクたびマイルで国内線の航空券と交換できることもありますし、
通常より少ないマイル数で飛行機に乗れるANAの「トクたびマイル」。 毎週、対象となる路線やマイル数が変わるので、掘り出し物がないかを探すような気分になり、Webサイトで対象路線を見ているだけで楽しい気分になります。 マイルが沢[…]
国際線のエコノミー特典航空券と交換した場合、1マイル2円程度の価値にはなるでしょう。
ファーストクラスの特典航空券と交換した場合1マイル10円以上の価値になることもあるので、1マイルの交換価値を考えるならマイルは航空券と交換した方が良いことがお分かりいただけると思います。
もちろん、特典航空券に交換できるほどマイルを持っていない方や、たまたまマイルをたくさん持っているけど航空券に興味ないって方にはANA Payなどでマイルを消化することが選択肢になってくるかと思います。
まとめ
この記事のまとめです。
- 新しいANA Payは1マイル=1円でチャージ・決済が可能
- iDやVISAタッチが対応しているお店で利用できる
- 特典航空券に交換できるほどマイルを持っていない人などには新生ANA Payはありがたいサービス
- VISAが利用できるオンラインストアでも利用可能
- 1マイル=1円は決して良いレートとは言えない
- マイルは特典航空券に交換した方がレートは良い
新しいANA Payはマイルを貯めたい人も利用したい人にもおすすめできるという意味で、バランスの良いサービスに仕上がったのではないでしょうか。