2泊3日の長崎旅の帰り、久しぶりにソラシドエアの飛行機に搭乗しました。
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私は普段ANAばかり乗っているので、(同じ系列とはいえ)ANA以外の航空会社に搭乗するのは久しぶりで、ちょっと新鮮な気分でした。
クアラルンプールからバンコクに行くときに乗ったタイ航空便以来でした。
マンボーでフライトの振替えが可能だったのでソラシドエア便に搭乗
今回の長崎旅では、ANAのトクたびマイルで特典航空券を取得しました。
本当は16時25分長崎空港出発のソラシドエア運行のコードシェア便を予約したかったのですが、予約段階ではソラシドエア便は満席だったため、19時過ぎのANA便を予約しました。
ソラシドエア搭乗記
機材はB737-800
ソラシドエアの機材はB737-800で統一されています。
ソラシドエアは東京より西に国内路線を持つ航空会社ですので、整備や人員繰りなどの効率の観点から、機種は1種類に統一しています。
ソラシドエアが西日本のフルサービス航空であれば、エアドゥは北海道のフルサービス航空なわけですが、2022年10月に両社は共同持株会社を設立し、そのホールディング傘下に両社が入る予定です。
今回搭乗する機体はJA811Xです。
B737はエンジンがおにぎり型になっているのが特徴ですね。
これは有名な豆知識ですが、B737が生産されはじめた1967年当時は、旅客機のエンジンは細長い低バイパス比ターボファンエンジンが主流でした。
その後、騒音低減や燃費効率の観点から旅客機のエンジンは高バイパス比ターボファンエンジンになり、大型化していきました。
ところがB737は高バイパス比エンジン時代が到来する前に開発された小型機ですので、円形の大型高バイパス比エンジンを装着すると、着陸時などにエンジンが地面に接触してしまう可能性があります。
それを回避するために、エンジンの下側をゆがませて、おにぎり型のエンジンカウルになったわけです。
搭乗
ソラシドエアに乗り込んでいきます。
くまモンがいますね。
ソラシドエアは宮崎県の会社で、宮崎交通が大株主の一社です。
くまモンは宮崎県のお隣の熊本県のキャラクターですが、ソラシドエアの本拠地が九州ですのでくまモンを起用したのでしょう。
座席です。
この座席が結構ふかふかで座り心地が良いんですよ。
表面を見るとモコモコしているのが見て取れます。
座席の広さは十分。ソラシドエアはLCCではありませんからね。
公式サイトによるとシートピッチは平均81センチあるとのことですので、狭さは全く感じません。
ドアが閉まっていよいよ出発です。
あいにくの天気です。本当にこんな雨の中、飛行機は飛べるんでしょうか。
念のため安全のしおりをチェック。
ソラシドエアの機材にはテレビ画面がないので、CAさんがセーフティ・インストラクションを実演します。
飛行機はRWY32から離陸です。
離陸後は分厚い雲の中を突き進んで上昇していきます。
以前はANAのスーパードルフィン(737-500)なんかはプレミアムクラスの設定がない1クラス機でしたが、今はANAで1クラス機はターボプロップ機のボンQくらいですからね、この眺めは結構新鮮です。
そうこうしているうちに飛行機は羽田空港にアプローチ。
すっかりあたりは暗くなってしまいました。
飛行機は羽田空港RWY34Lに着陸しました。
混むし。
おわりに
今回搭乗した便はソラシドエア便でしたが、一応ANA便として搭乗していますので、ちゃっかりANAのライフタイムは稼がせて頂いています。