ソラシドエアの座席はふかふか【NGS⇒HND搭乗記】

2泊3日の長崎旅の帰り、久しぶりにソラシドエアの飛行機に搭乗しました。

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私は普段ANAばかり乗っているので、(同じ系列とはいえ)ANA以外の航空会社に搭乗するのは久しぶりで、ちょっと新鮮な気分でした。

 
P’hiro
ANA以外の飛行機に乗ったのは実に2年ぶり。
クアラルンプールからバンコクに行くときに乗ったタイ航空便以来でした。
 
普段ANAに乗っているので、ちょっとした違いなんかも楽しめましたので搭乗記を書いていきます。
 

マンボーでフライトの振替えが可能だったのでソラシドエア便に搭乗

今回の長崎旅では、ANAのトクたびマイルで特典航空券を取得しました。

本当は16時25分長崎空港出発のソラシドエア運行のコードシェア便を予約したかったのですが、予約段階ではソラシドエア便は満席だったため、19時過ぎのANA便を予約しました。

 
P’hiro
うーん、ちょっと遅い時間の便で残念
 
当日、
長崎はあいにくの雨で観光する気になれなかったので、ホテルをチェックアウト後空港に向かいました。
 
 
P’hiro
早く着き過ぎたから、皿うどん食べてラウンジでブログでも書いて過ごすかぁ。
 
と考えていたのですが、時は大マンボー時代
コロナ蔓延防止措置が適用されてから、フライトの振替えがかなりフレキシブルなわけです。
 
 
P’hiro
まだ1本前の羽田行きがあるんだよな
 
と思ってスマホで調べてみると、16時25分のソラシドエア便に振り替えられるではありませんか。
長崎空港のカードラウンジに長居しても仕方がありませんから、ソラシド便に振り替えてさっさと羽田に戻ることにしました。
 
 
P’hiro
長崎はマンボーで酒飲めなかったから、早く帰って飲みに行くべ
 
たまたまでしょうけど、長崎空港の保安検査場の入り口もソラシドエアカラーでした。
 

ソラシドエア搭乗記

機材はB737-800

ソラシドエアの機材はB737-800で統一されています。

ソラシドエアは東京より西に国内路線を持つ航空会社ですので、整備や人員繰りなどの効率の観点から、機種は1種類に統一しています。

ソラシドエアが西日本のフルサービス航空であれば、エアドゥは北海道のフルサービス航空なわけですが、2022年10月に両社は共同持株会社を設立し、そのホールディング傘下に両社が入る予定です。

今回搭乗する機体はJA811Xです。

B737はエンジンがおにぎり型になっているのが特徴ですね。

 
P’hiro
エンジンを見ればA320かB737か見分けがつきやすい

これは有名な豆知識ですが、B737が生産されはじめた1967年当時は、旅客機のエンジンは細長い低バイパス比ターボファンエンジンが主流でした。

その後、騒音低減や燃費効率の観点から旅客機のエンジンは高バイパス比ターボファンエンジンになり、大型化していきました。

ところがB737は高バイパス比エンジン時代が到来する前に開発された小型機ですので、円形の大型高バイパス比エンジンを装着すると、着陸時などにエンジンが地面に接触してしまう可能性があります。

それを回避するために、エンジンの下側をゆがませて、おにぎり型のエンジンカウルになったわけです。

搭乗

ソラシドエアに乗り込んでいきます。

くまモンがいますね。

ソラシドエアは宮崎県の会社で、宮崎交通が大株主の一社です。

くまモンは宮崎県のお隣の熊本県のキャラクターですが、ソラシドエアの本拠地が九州ですのでくまモンを起用したのでしょう。

座席です。

この座席が結構ふかふかで座り心地が良いんですよ。

表面を見るとモコモコしているのが見て取れます。

座席の広さは十分。ソラシドエアはLCCではありませんからね。

公式サイトによるとシートピッチは平均81センチあるとのことですので、狭さは全く感じません

ドアが閉まっていよいよ出発です。


 チーフ   パーサー
客室乗務員はドアをアームドに設定してください
 
 
P’hiro
おお、(当たり前だけど)セット・スライド・バーじゃない
 

あいにくの天気です。本当にこんな雨の中、飛行機は飛べるんでしょうか。

念のため安全のしおりをチェック。

ソラシドエアの機材にはテレビ画面がないので、CAさんがセーフティ・インストラクションを実演します。

 
P’hiro
CAさんを凝視するのが恥ずかしいP’hiroは、チラ見で対応
 

飛行機はRWY32から離陸です。

離陸後は分厚い雲の中を突き進んで上昇していきます。

 
P’hiro
ジェットエンジンが唸りを上げて飛行機が上昇していく姿は、いつ見ても逞しいものがあります。
 
雲で景色が楽しめないので、機内誌でも読んで過ごします。
 
さっきソラシドエアのシートをべた褒めしましたが、ひとつケチをつけるとするとこれです。
▲この模様をずっと見てるとゲシュタルト崩壊を起こしそうになるし、なんかクラクラしてくるんですよね。
 
そうこうしているうちに飛行機は雲を抜け、美しい青空が広がりました。
ドリンクはいつものアップルジュース。
無料ドリンクメニュー。
酒は機内販売していないようです(´・ω・`)
 
ソラシドエアは全席普通席のみですので、機体先頭まで見渡せます。

以前はANAのスーパードルフィン(737-500)なんかはプレミアムクラスの設定がない1クラス機でしたが、今はANAで1クラス機はターボプロップ機のボンQくらいですからね、この眺めは結構新鮮です。

そうこうしているうちに飛行機は羽田空港にアプローチ。

すっかりあたりは暗くなってしまいました。

飛行機は羽田空港RWY34Lに着陸しました。

▲着陸滑走で逆噴射中のCFM56。奥は羽田空港第3ターミナル。
 
飛行機は52番ゲートに到着です。
52番ゲートは羽田空港第2ターミナルの端の方ですが、サテライトターミナルで降ろされてバスに乗ることも覚悟していたので、52番ゲートはありがたかったです。
 
P’hiro
飛行機降りてからバス乗るの本当に嫌だ。
混むし。
 
飛行機が停止し、グラハンの方が深々とおじぎ。
 
P’hiro
皆さまのおかげで、こうして飛行機に乗って旅ができるんですね、ありがとうございます。
 

おわりに

今回搭乗した便はソラシドエア便でしたが、一応ANA便として搭乗していますので、ちゃっかりANAのライフタイムは稼がせて頂いています。

 
P’hiro
なんとなくチートしてる感じ
 
普段ANA便ばかり乗っている分、たまに他社便に乗るとちょっとした違いが新鮮で面白いですね。
ソラシドエアの飛行機ってデザインがかわいいから気になる存在ではあるんですよね。
CAさんの制服も素敵ですね。
一方、ソラシドエアではプレミアムクラスの設定はないですし、機内エンターテイメントもなく、機内販売でビールを買って飲むことも出来ないので、羽田沖縄線のような長距離路線に搭乗するのであれば、映画や本など暇つぶしは持って行った方がよいです。
羽田から九州・沖縄方面、または那覇から石垣方面などはソラシドエアが沢山飛んでいますので、また乗れるチャンスがあればいいなと思います。
 
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