チャンギ空港で荷物が出てこない!ストップ・オーバーで凡ミス

シンガポール航空(SQ)がプロモーションをやってたので、2022年10月SQに乗ってタイ旅行へ行きました。

SQで羽田からタイに行く場合、羽田から一度シンガポール・チャンギ空港に行き、チャンギ空港からタイに向かうことになります。

今回はシンガポールで1泊する旅程だったのですが、チャンギ空港で待てど暮らせど私の預入れ手荷物が出てきませんでした、というお話です。

シンガポールでストップオーバー

今回はHND→SIN→BKKの旅程なのですが、シンガポールで1泊します。

ですので乗り継ぎではなく、ストップオーバーになるわけです。

ストップオーバーとは、最終目的地へ向かう途中の乗り継ぎ空港で24時間以上滞在することを言います。「途中降機」なんて言ったりもします。
私は土曜日の朝5時頃にシンガポールに到着して、翌日の日曜日朝7時過ぎにシンガポールからバンコクへ向かう旅程ですので、定義上ストップオーバーになります。
シンガポールで1泊するのですから、着替えやもろもろ生活に必要なものがあります。
それらはすべて預けたスーツケースに入ってるわけですから、一旦シンガポールで返してもらわないと困るわけなんですね。

俺のゼロハリが一向に出てこない

金曜日の夜、意気揚々と飛行機へ乗り込みシンガポールへ向かった私P’hiro。

普段ANAばかり乗るので、A350に乗るのは初めてです。

隣にだれも居なかったので、飲まず食わずでエコフラット就寝。

寝てる間に7時間のフライトを終え、土曜日の朝5時頃にチャンギ空港に到着。

チャンギ空港第3ターミナルです。

無事入国し、手荷物を待ちます。

スタアラゴールドを持っているので、荷物が戻ってくるのがそんなに遅くなるはずはないのですが、いつまで経っても出てこない。

ってかPriorityタグが付いている荷物より、ついていない荷物が先に出てきたりしてわけが分からないことになっており、寝起きの頭が軽く混乱しました。

いよいよ流れてくる手荷物も荷物を待つ人も少なくなり、だんだん不安になってきました。

 
P’hiro
もしやこれは、うわさの「ロストバッゲージ」ってやつに遭ったのではないだろうか・・?
 

Priorityタグと一般のタグをごちゃまぜにして流すようなオペレーションをする空港ですよ、チャンギってやつは。

 
P’hiro
羽田グラハンの積み方に原因があるとは思えない。
 
 

そんなんだから私のスーツケースが迷子になっても不思議ではありません。

 
P’hiro
この前、ゼロハリの車輪交換したばかりなのに勘弁してくれー
 
そんな時、あることを思い出しました。
 

羽田空港でのやりとり

羽田空港でのチェックインの時のこと。

SQに乗ると言ってもチェックインの手続きをするのは、同じスターアライアンスのANAの社員です。

チェックインの手続きを進めていると、

ANAのGS
最終目的地はバンコクでお間違えありませんか?
と言われたので、ぼーっとしていた私は、
 
P’hiro
あ、はい。
 
とだけ答えました。
 
お分かり頂けたでしょうか。
羽田でチェックインした時点でシンガポールからバンコクまでの航空券が発券され、手荷物もバンコクまでスルーで届けるように手続きされてしまったのです。
ストップ・オーバーなのになぜかスルーチェックインされるという。
手荷物の預け入れタグの控えをチェックすると、ばっちりバンコクまで行くように手配されていました。
ANAのグランドスタッフは、アジア圏内で出発日と乗り換え日の間に1日あるのだから、明らかに普通の乗り換えとは違って、ストップオーバーの可能性に気づくべきですし、

私もこのように言われたら、「シンガポールで一泊するので荷物は一旦チャンギ空港で引き取ります」と言うべきでした。

そんなこんなで、いくら待っても手荷物はチャンギ空港で出てこなかったわけです。
とりあえず、ロストバッゲージではなさそうだと分かりました。
めでたし、めでたし。

遺失物取扱所へ

手荷物が出てこないことが分かり、1泊くらい荷物無しで我慢しようかなぁとも思いましたが、荷物を引き取るより荷物が無い方が不便なので、遺失物取扱所へ向かい、手荷物を取り返しに行きました。

職員に事情を説明したところ、手荷物が戻るのにだいたい2時間くらいかかるとのことでした。

ちょっと長いですがどうせ早朝でホテルもチェックインできないし、「身軽なうちに空港探索できて逆にラッキー」と思い、手続きを進めました。

手続きを終えたあとは税関をパスし、制限区域外へ一旦出て暇つぶしへ。

チャンギ空港で暇つぶし

チャンギ空港はターミナルが4つもある巨大な空港ですが、早朝となると店も閉まっているところが多く、大してやることもありません。

とりあえず散歩がてらJEWELに行くことに。

JEWELの中も店はやっていません。

こんなところにANAラウンジのクラッカーの袋を捨てたやつはどこのどいつだ!

30分くらいで飽きて空港のターミナルに戻り、マンガアプリで「ザ・ファブル」を読んだりしながら時間を潰して2時間が経過。

手荷物を無事回収

手荷物を回収するため、まずは到着ロビーのインフォメーションに向かいます。

ここで事情を説明し、制限区域内に再入場するための書類を貰います。

その後、制限区域出口隣の再入場口に向かい、手荷物検査を受け書類にサインしパスポートを担保に預け、再び遺失物取扱所に向かいます。

遺失物取扱所前に私のスーツケースが置いてあったので、引き取りのサインをし、パスポートを取り返し、無事終了です。

おわりに

一時はロストバッゲージを覚悟しましたが、こうして無事スーツケースが手元に戻ってきて良かったです。

ストップオーバーなど、乗り継ぎ空港で荷物を引き取る場合には確認が必要ですね。

いま思えば、過去ストップオーバーした際には

ANAのGS
本日は〇〇での滞在ですね?手荷物は〇〇でお返ししてよろしいでしょうか?
 
てな感じで聞いてくれていましたが、今回はまるで乗り継ぎでそのままバンコクへ向かうかのような聞き方でした。
グランドスタッフの方のミスですし、気づかなかった私のミスでもあります。
よく、旅には大なり小なりのトラブルは付き物と言います。
今回もひとつ貴重な経験だったなと思いつつ、今後はこういったことの無いように気を付けていきたいと思います。
フォローをお願いします!