城山ホテル鹿児島シングル宿泊記【台風で後悔】

2022年9月の3連休にSHIROYAMA HOTEL Kagoshimaに宿泊しました。

 
P’hiro
台風直撃であんま楽しくなかった・・。
 

ここは基本一人で泊まるようなホテルじゃないですが、一人でシングル・ルームに泊まりましたので、その宿泊記を書いていきます。

なお、このホテルの正式名はSHIROYAMA HOTEL Kagoshimaですが、「城山ホテル鹿児島」って書くことにします。

 
P’hiro
ちょっと前まで「城山観光ホテル」だった。
 

城山ホテル鹿児島について

ホテル概要

鹿児島市内ってマリオットやヒルトンといった外資系のホテルチェーンはなく、それなりのホテルというと限られています。

そんな中、城山ホテル鹿児島は鹿児島で一番格式の高いホテルと言えるでしょう。

 
P’hiro
鹿児島の地元では金持ってる人が泊まる、というイメージ
 
結婚式場や地元政財界の集まりなんかで使えるカンファレンス会場なんかもあるので、鹿児島では最も存在感があるホテルと言えます。
値段設定はなかなか強気で、私が泊まったビジネスホテルレベルの狭い部屋でも1.5万円以上しました。
数年前に改装し、現在はクラブアクセス付きのお部屋用のラウンジやフィットネスジムも出来ました。
 

場所

城山ホテル鹿児島は鹿児島市の中心部にあります。

ただその名と通り、薩摩藩のお城「鶴丸城」があったところの裏山の上に立地するホテルですので、車でないと行きにくい場所です。

鹿児島空港から鹿児島市内へは高速道路を使って30分程かかり、鉄道はありません。

ですので空港でレンタカーを借りるか高速バスを使って向かうことになります。

アクセス:空港連絡バスとホテルのシャトルバス

私はすでに羽田のラウンジで酒を飲んでますので、レンタカーで空港からホテルに向かうことはできません。

そこで鹿児島空港連絡バスで鹿児島市の繁華街・天文館までひとまず向かいました。

バスの運賃は1,300円。

40,50分ほど走り天文館で降ります。

天文館からホテルまでは距離がありますので、ホテルの無料シャトルバスに乗り換えます。

空港連絡バスを降りたところから50メートルほど離れたところにタリーズがあり、そこにシャトルバスのバス停があります。

シャトルバスは無料で、30分に1本走っておりホテルと市街地への行き来に便利です(時刻表はこちら

バスは大型観光バスですので、スーツケースをトランクに積むことも出来ます。

宿泊記

チェックイン

天文館から10分ほどバスに揺られてホテルに到着。

台風が接近してきていたので天気が良くありません。

桜島にも雲がかかってしまってます。

私がときどき鹿児島に来て城山ホテルに泊まる理由のひとつは、この雄大な桜島と鹿児島市街を眺めるためなので、この時点でテンションは下がりまくりです。

桜島を見るなら、湿度が低く温暖で台風も来ない春が良いと思います。

中に入ってチェックインをします。

時刻は15時30分ごろ。

ロビーに来ると、何やらチェックイン待ちらしき人が多くいます。

 
P’hiro
おいおい、まじか
 
台風とはいえ3連休初日ですからね、混むのは仕方がない。
係の人に話したところ、整理券を渡されました。
まだ呼び出し番号は30番だったのであと23人待ち・・。
中庭に出て、ぼけーっと噴水でも見て待ちます。
30分ほど待ってチェックイン。
その時知ったのは、
  1. 露天風呂は滞在中閉鎖している
  2. 明日はシャトルバスが運休

ということ。

台風が来るのは明日なのに、もう露天風呂は閉鎖ですか。

台風だから仕方がありませんが、露天風呂から桜島を見るのが楽しみで城山ホテルを予約したようなものですから、もうお家に帰りたくなりましたね。

 
P’hiro
3連休、鹿児島来ないでULTRA JAPANでも行ってりゃよかった
 

お部屋

チェックインが終わると、お部屋まで係の人が案内してくれます。

今日泊まる部屋は全31タイプ中、下から2番目のシングルA。

上級会員(城山ホテルにそんな制度あるのか知らんけど)でもないので、当然アップグレードはなし。

以前にも宿泊したことがあるのでどんな部屋か分かってますし、露天風呂もやってないので、もうさっさと家に帰りたい気分。

改装前は金属の鍵でしたが、今はカードキーになってます。

下から2番目のシングルAのお部屋です。

 
P’hiro
相変わらず狭い
 
17㎡って、学生アパートかよって感じです。
安いビジネスホテルを思わせるお部屋。
観光や露天風呂で部屋にいる時間が少ないと思ってここにしたのですが、完全に裏目に出ました。
ここ数年旅行したなかで最低な部屋で缶詰にされるとは。
 
テレビを吊るすほど狭い部屋。機能的ではあるが、ゆとりの無さを感じさせる。
ベッド幅は横幅140cmとのこと。

うちのベッドより狭いです。

部屋着。お風呂はこれで行けます。

机はあるけどソファーやローテーブルはない。

台風で外出れないから、この机で飯食うハメに遭うわけですね。

もうね、この部屋はホリデイ・イン・エクスプレス以下ですよ。

露天風呂がやってないのに、なんで俺は高い金出してこんな部屋に泊まってるんだ。

桜島とは反対側なので眺望はなし。森でも眺めとけ。

スリッパは洗って使えるものと使い捨てのものがあります。

水は1本。1日2本は欲しいですね。

冷蔵庫のミニバーはないです。まぁ1階にファミマがあるので要らないな。

大浴場があるのでどうでもいいんですけど、風呂は至って普通のビジネスホテルって感じです。

アメニティ。

ボディソープなど。

タオルは少なめ。

バスタオルの他、フェイスタオルとハンドタオル。

これが普通のホテルだったらタオルの少なさに怒るところですが、大浴場に行けばタオル使いたい放題なので問題ないです。

その他、クローゼットは当然狭いです。

セキュリティボックス。

お茶とかもあります。

加湿・空気清浄器。

ま、シングルルームに関しては東横インとかそのあたりのイメージですな。

これに1泊16,000円くらい払ったんだからどうかしてますわ。

食事など

宿泊2日目は台風のため外に出れなかったので、ホテルの中で食事をすることに。

寝坊して朝飯が食べられなかったため、夕方まで何も食べずに過ごすことに。

夕方になり寿司屋などホテルのレストランに行ったところ、すべて予約でいっぱいでした。

 
P’hiro
そりゃ台風で宿泊客みんなここで食事するんだから当たり前だよなぁ。
 
とりあえずホテル内のファミマに行くも、弁当類は売り切れだったので、カップ麺と酒を購入。
ホテルのレストランがフロント前で弁当を販売しているとのことだったので、それを購入。
3,000円以上しました。
結婚式じゃないんだから、もうちょっと庶民的な弁当も売ってほしいものです。
部屋の仕事机でわびしく乾杯。鹿児島まで来て何してるんだろ。
思えばコロナ初期に福岡いった時も、夕食を食べる場所が全くなくてローソンで弁当を買ってクラウンプラザの部屋で食べました。
あの時のわびしさを感じますね。
どうでも良いですが、今この記事はバンコクのホテルで書いているのですが、これを書いていると鹿児島に行ったときの陰鬱な気分がが蘇ってきますね。
当然こんな弁当じゃお腹は膨れないので、カップラーメンも食べてふて寝しました。
 

大浴場

何度も書きますが、このホテルに泊まった理由は、露天風呂から眺める景色が素晴らしいからです。

本来であれば、こういう景色が見れたわけです。

画像引用:SHIROYAMA HOTEL Kagoshima

この露天風呂は薩摩一だと思います。

ところがどっこい、台風で一回も露天風呂に入れず、しかも窓は目張りされていて、大浴場からは外の様子が全くわかりません。

 
P’hiro
なんか街のスーパー銭湯に来てる気分
 
サウナはスチームサウナなので、ドライサウナ派の私にとっては面白くない。
風呂上りはリラクゼーションルームで横になりながらテレビ鑑賞。
大浴場の横にお土産売り場があり、そこはちょっとしたバーもあります。
城山ホテルではビールを製造しており、それをここで飲むことができます。
万咲IPAを注文。
風呂上りにここでペールエールを飲むのも楽しみのひとつだったので、これは叶えられて良かったです。
めでたし、めでたし。
 

おわりに

今回は台風直撃で不運でした。

観光と露天風呂で過ごす気でいたので、こんな狭い部屋で3連休を過ごす羽目に遭うなんて不運でした。

 
P’hiro
台風の時期に九州に来ようとする俺の詰めの甘さ
 

次来るときは春先の暖かくなる季節、台風の無い季節にしようと思います。

その方が湿度も低いので、桜島が綺麗に見えますし。

それとこのホテルは一人部屋だと結構悲惨なので、できれば家族・友人・恋人など複数人で来るのがよいでしょう。

ひとりで泊まってるのなんて私一人くらいでしょう、きっと。

ホテルにファミマがあったのは救いでしたね。

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