今朝日経新聞を読んでいたら、Wiseが日本でデビットカードを発行するという記事を見つけてました。
Wiseは手軽で安く海外送金ができるサービスで、私もタイに住む妻にお金を送る時に使っているサービスです。
現在は新型コロナの影響で、例えばタイに渡航をするにも隔離などで1か月以上滞在する必要があり、仮に渡航するなら大金を持って行くわけにもいかないので海外でお金がおろせるデビットカードが必要だなと考えていました。
そんな折にWiseがデビットカードを発行するということなので、早速デビットカードを申し込んでみました。
Wiseについて
Wiseの概要
Wiseは英国発のフィンテック企業で、主に国際送金サービスを手掛けています。
以前はTransfer Wiseという社名でしたが、2021年2月21日にWiseに名称を変更しました。
日本からも50種類以上の通貨が送金できるので、大抵の通貨は取り扱っていると言えるでしょう。
Wiseはオンラインで手軽に海外送金をすることができるため、私は好んで使っていますし、銀行で海外送金をしている同僚にもお勧めしているサービスです。
銀行のインターネットバンキングと組み合わせれば、完全にオンラインで海外送金が完了しますので、忙しい時でも急な送金に対応できます!
Wiseをお勧めする4つの理由
気鋭の海外送金サービスであるWise。
もし、海外送金するのであれば私はWiseを強くお勧めします。
Wiseをおススメする理由は関連ページにまとめていますので、そちらをご覧ください。
関連ページ⇒⇒⇒海外送金ならWiseが非常におススメです【早い・安い・ラク】
詳細は関連ページをご覧頂きたいのですが、その理由を大きく4つ紹介すると、
- 送金手数料が安くて透明性が高い
- 送金手続きから相手口座への着金までの時間が早い
- アプリやネットで簡単に送金できる
- アプリなどのシステムが安定している
です。
そんなWiseが日本でデビットカードを発行開始!
Wiseのデビットカードで出来ること
Wiseのデビットカードは50通貨以上に対応したデビットカードで、自身のWiseのアカウントの中のマルチカレンシー口座に対応しています。
マルチカレンシー口座とは、Wise内での通貨別の口座のことで、私の場合は下の画像のように日本円と米ドルとタイバーツの口座があります。
(残高はゼロです・・。)
マルチカレンシー口座の登録費や維持費といったものはかかりません。
タイバーツを直接入金することはできませんが、日本円を銀行口座から振り込んで、それをタイバーツに替えて口座で保有することが出来ます。
そして、デビットカードを使ってそのタイバーツをタイのATMから引き出すことができます。
また、口座に円しか入っていなくてもその時の為替レートで自動的に両替してタイバーツを引き出す事もできます。
これは何が便利かというと、わざわざ両替するほどの金額ではないけどちょっと現地通貨が欲しいって時に便利だと思うんですよね。
前の記事でクアラルンプールに短時間滞在した時のことを紹介していますが、その時はクレジットカードだけで乗り切りました。
ただ、もしこのデビットカードを持っていたら最低限の現地通貨はおろしていたと思います。
2020年2月、タイに居る奥さんに会いにバンコク・スワンナプーム空港に向かう際にクアラルンプールに乗り継ぎで1泊しました。1泊しかしなかったのでrマレーシアリンギットには両替せず滞在しました。その時の記録です。 クアラルンプールにつ[…]
Wiseなら手軽にオンラインで円をバーツに替えて保有出来ますので、円高タイバーツ安の局面に円をバーツに替えておけば、実際にタイに行った時のレートが不利であっても関係ありませんね。
Wiseのデビットカードはマスターカードのブランドなので、マスターカードが使えるお店で買い物も可能です。
先ほども述べた通り、Wiseの為替レートはミッドレート1本で両替できるため、現地の両替所より有利なレートで現金を引き出せます。
早速、Wiseのデビットカードを申し込みました
今後、海外に行くときに絶対あると便利ですので早速申し込みました。
発行手数料は個人は1,200円、法人は3,000円の入金で無料だそうです。
発行手数料の支払いはデビットカードやクレジットカードが選択できましたが、VISAとMasterのみでした。
申し込んだ時点ではカードの到着まで2週間ほど掛かる旨書かれていましたが、先ほどWiseのサイトを見たら1週間ほどで到着するようなことが書いてありました。
1週間経ちましたが、到着予定日があと一週間延びてました・・。
カードが到着したら、追って追加情報をお届けいたします。
【追記】デビットカードが到着しました!
カード到着
申し込んでから10日ほどでデビットカードが到着しました。
家に帰ってポストを開けてみると、何やらシンガポールから国際郵便が届いていました。
書留か何かで来るのかと思っていましたが、普通の郵便でしたね。
ウェブなどにログインしてアクティベートしないと使えないので問題ないのでしょう。
黄緑で目立つカードですね。ICカードが少しちゃっちい感じ。
コンタクトレス決済にも対応してます。
有効期限は3年と、一般的なクレジットカードより短いですね。
ご丁寧にどうも。ちゃんと番号などは消してシェアしてますよ。
アクティベートと暗証番号の確認
カードが届いたら、WiseのスマホのアプリやWebサイトでアクティベートしないとカードは使えません。
ログインして画面の指示に従ってアクティベートの手続きをしましょう。
アクティベートが完了したら「Show PIN」というリンクがあるのでそこを開きます。
そうすると、ATM操作用の暗証番号が書かれています。
暗唱番号は変更できるものだと勘違いしていましたが、Wiseのサイトを確認したところ米国以外で発行されたデビットカードは原則暗証番号の変更ができないそうです。
取り扱いATM
国内でこのデビットカードを使う機会は少ないかと思いますが、念のため取り扱いできるところはどこか探るべくATMを巡ってみました。
- セブン銀行 → ×
- ローソン銀行 → ×
- ゆうちょ銀行(ファミマのATM含む) → 引き出し可能
- みずほ銀行 → ×
- 三菱UFJ銀行 → ×
- 三井住友銀行 → ×
上記の通り、今のところゆうちょ銀行以外ではWiseのデビットカードで取引を行うことは出来ませんでした。
Wise のデビットカードはマスターカードのブランドなのですが、ゆうちょ以外ほとんど使えないのは謎ですね。
というか、海外いったときに使えるATMがどれだけあるのか、若干不安になってきました・・。
今後も情報をアップデートしていきます。