こんにちは、P’hiroです!
4月下旬に京都に初めて行ってきました。
京都って外国人観光客でごった返してるイメージだったので行かなかったのですが、コロナで人が少ないので今がチャンスと思い観光に行ってきました。
京都行ったことないって言ったら驚かれましたね
京都って見どころが多いのが魅力のひとつでありますが、地図で見てみると名所が方々に分散しているため、
路線バスで京都観光するための事前準備
地下鉄・バス乗り放題券の紹介
路線バスで京都を観光するに当たっては、路線バス乗り放題チケットの購入をおススメします。
乗り放題チケットは、バス1日券、地下鉄・バス1日券、地下鉄・バス2日券があります。
乗り放題券は、地下鉄は京都市地下鉄の全線、バスは京都市バスの全線と一部路線を除く京都バス・京阪バス・西日本JRバスで利用できます。
子ども券は上記の半額です。
上の表のとおり、バスや地下鉄に乗る回数に応じて乗り放題券を購入するのがお得か否か決まりますので、ご自身の計画に合わせて購入するかどうか判断してください。
私の場合、1日目の観光では2回しかバスを利用しなかった(合計460円)ので、一日乗車券は利用せずPASMOで都度支払いました。
ちなみに市バスは距離に関わらず一律230円です(こどもは120円)。
乗り放題券はどこで買えるの?
乗り放題乗車券の購入は市バス車内、各市バス営業所などで販売しています。
一番観光客に分かりやすいのは、京都駅前のバスターミナルにあるバスチケットセンターだと思います。
こちらで乗り放題乗車券が購入できます。
後ろを振り向くとすぐ京都駅の入り口です。
バススチケットセンターの目の前には乗り放題券の自販機も設置されているので、そちらで購入してもよいでしょう。
バスチケットセンターで購入しても自販機で購入しても、どちらにしろ現金のみの取り扱いです。
乗り放題乗車券はバス車内でも買えるようですが、他のお客さんを待たせることになるので極力事前に購入した方がよいと思います。
路線図は必ず貰う
路線図が無いと正直、スムーズな観光は難しいと思うので、必ず貰いましょう。
Navi Timeなどでバスを検索できたりネットでも路線図は見れますが、紙の路線図の方が圧倒的に見やすいですし、パッとすぐに広げられるので便利です。
路線図は先ほどのバスチケットセンターや自販機でもらえます。
路線図を眺めることによって観光ルートのアイディアが浮かんだりしますので、ぜひご活用ください!
乗り放題乗車券の使い方
乗り放題乗車券は、初めてバスに乗車する時のみ、運転手さんの横に設置されている料金箱の機械に読み込ませます。
料金箱の機械に読み込ませると、券の裏面に有効期限が印字されます。
2回目以降は、降車時に運転手さんに有効期限を見せて降車します。
市バスなど京都観光で使うバスは一部を除いて基本的に均一料金ですので、中ほどのドアから乗車して、前のドアで料金を払ったり乗車券を提示してから降車する方式です。
一部、前のドアから乗る方式(100・101・102・106・111番系統)もありますが、路線図に何番系統が前から乗るのか書いてありますので覚えなくて大丈夫です。
なお、京阪バスまたは西日本JRバスについては機械印字に対応していないようで、これら2社に最初に乗車する際は油性ペンで利用開始日(有効期限ではない)を手書きするようです・・。
その場合でも、2回目以降に市バスや京都バスに乗る際には機械で印字する必要があります。
でも、大半の人は最初は市バスから乗車するだろうから、
とりあえず一番最初は機械に通すと覚えておけばオーケー
京都初心者が行く路線バス観光
ここからは、実際私が巡った観光スポットを紹介します。
その前に路線バスで観光していて思ったことを一点。
京都のバス路線図を見ていると、京都駅や四条河原町に多くの路線が集中しているのが分かります。
ここからなら、大抵の観光スポットへ行きやすいと思います。
京都路線バス観光に当たっては、これらのバス停にアクセスしやすいところにホテルを取り、これらのバス停を起点として観光するのが効率的だと思います。
1日目
京都観光1日目は大阪のホテルから電車で京都に通って観光です。
午前中はホテルでゆっくり朝食をとったりジムで運動してから京都へ向かいましたので、昼過ぎからの観光です。
この日は、
京都駅 ⇒徒歩⇒ 東寺 ⇒バス⇒ 清水寺 ⇒バス⇒ 京都駅
のルートで観光しました。
東寺
東寺へは京都駅八条口(バスターミナルや京都タワーとは逆側)を出て徒歩で向かいます。
バスでも行けるのでしょうけど、そんなに遠くないので徒歩で向かいました。
1kmちょっとなので、大した距離じゃないですね。
15分弱くらい歩くと、東寺の五重塔が見えてきます。
テンションあがりますね!
後ほど東寺のあとに清水寺に向かいますが、その際使うバスはこの先に「東寺東門前」バス停より乗車します。
それでは東寺に入っていきます。
金堂です。
とても迫力のある建物で、細部まで作り込まれているところが圧巻です。
そして一番見たかった五重塔。
このアングルから見ると「春の京都」といった感じで、ずっと眺めていたい気分でした。
清水寺
1時間ほど東寺を見学した後、清水寺へバスで向かいました。
バスは、東寺から道路を挟んだところにある、東寺東門前バス停B乗り場より207番系統のバスに乗ります。
待つこと10分弱でバスが到着です。
東寺東門前から20分ほどバスに乗って、清水道バス停で降車します。
バス停からすぐ清水寺に続く坂道を登っていきます。
500メートル以上ある坂で、なかなか登るのは大変でした。
参道のお店は半分以上は開いていましたね。
清水寺に到着です。
さてさて、お目当ての清水の舞台にいってみましょう。
今、自分が立っているのがあの清水の舞台なんだって思うと感動ものです。
さて、今度はよく写真とかで見る、あちら側から舞台をみてみましょう。
うん、素晴らしい眺め。天気が良くて最高に美しい!
この写真だと分かりにくいですが、京都の街並みが眼下に広がっているのも、また壮大さを引き立たせるのですよ。
ずっと見てても飽きない。
清水寺を観光した後は、さっき降りた清水道バス停から京都駅へ向かいます。
この日は大阪で知人と夕食を一緒に食べる約束をしていたので、早く戻らねばなりません。
清水道から京都駅へは何本か京都駅行きの系統が走っていますので、すぐにバスが来ると思います。
目の前で京都駅行きのバスが行ってしまいましたが、その1分後には次のバスが来ました。
10分ほどバスに乗って京都駅に到着です。
2日目
2日目は新大阪のホリデイ・インから京都のクラウンプラザホテルに移動しました。
⇒⇒⇒ANAクラウンプラザ京都宿泊記【ジュニアスイートルーム】
この日は大阪からの移動や、クラウンプラザでゆっくりしてたこともあり、
京都駅 ⇒バス⇒ ホテル(二条城前) ⇒地下鉄⇒ 京都駅 ⇒バス⇒ 伏見稲荷大社 ⇒徒歩&地下鉄⇒ ホテル
と、移動が多いわりに伏見稲荷大社のみ観光しました。
京都駅からホテルまでの道のりはこちらの記事にまとめてあります。
伏見稲荷大社
クラウンプラザは二条城前にあるため、バスの他に地下鉄二条城前駅が利用できます。
ちなみに二条城はコロナのせいで休業中で入れませんでした、くそ。
京都駅からホテルまではバスで来たので、気分を変えて今度は地下鉄で京都駅へ向かいます。
(地下鉄で二条城前駅から京都駅に向かうと乗り換えが必要なので、バスの方が便利ではあると思いますよ)
京都駅に着いたら、案内板でどのバスがどの乗り場から出発するかチェックします。
バスは待てども暮らせども来ません。
コロナの影響で伏見稲荷大社へ向かう105系統のバスが運休していたため、バスの来る間隔が開いてしまっています。
ボーっと京都タワーを眺めて待ちます。
20分ほどバスを待って、ようやく伏見稲荷大社へ向かう南5系統のバスが到着しました。
バスに乗ってから伏見稲荷大社までは15分ほどだったと思います。
稲荷大社前で降ります。
お腹が空いたので、伏見稲荷大社境内の「花家」さんというお店で、うどんとお稲荷さんを食べました。
京都と言えばうどん。
いなり寿司。黒ゴマがいいアクセント。
お腹も膨れて、いよいよ伏見稲荷大社へ入っていきます。
写真でみたことあるやつ。
俺てっきり、この鳥居がちょこっとあるだけなんだろうなって思ったんですけど、思いのほかずっと続いていて、最後は登山する羽目に遭いましたよ。
おそらくここが一番高いところ。
登山をぞんぶんに楽しんで帰路につきます。
下山してバス停についたら、ちょうど京都駅行きのバスが行ってしまい、時刻表を確認したところ次のバスは30分後・・。
待ちきれないので路線図を広げて近くの81系統の勧進橋停留所に向かうも、こちらも時間が良くない。
結局、地下鉄十条駅まで歩き、そこから電車に乗って二条城前駅に行きホテルへ帰りました。
3日目
3日目は朝から観光開始です。
この3日間で一番観光しました。
この日のルートは、
ホテル ⇒バス⇒ 嵐山 ⇒バス⇒ 仁和寺 ⇒バス⇒ 金閣寺 ⇒バス⇒ 京都御所 ⇒地下鉄⇒ 南禅寺 ⇒地下鉄⇒ 京都駅(晩メシ) ⇒バス⇒ ホテル
です。
嵐山方面
ホテルから嵐山方面へは二条城前バス停ではなく、5分ちょっと歩いた堀川丸太町停留所から93系統で嵐山天龍寺前停留所まで向かいます。
30分ほどバスに乗ったでしょうか、景色が観光地っぽくなっていき、嵐山天龍寺前に到着しました。
まずは天龍寺で庭園などを見学。
天気が良くて、本当素晴らしい景色です。
その後、天龍寺の周りにある塔頭(たっちゅう)と呼ばれる小さなお寺でお金をむしり取られながら、庭やら建物の中の屏風やらやを見学しました。
そしていよいよ渡月橋。
渡月橋は、この旅で(個人的に)清水寺と1、2位を争う感動スポットです。
お腹が空いてきたなぁって思ったら、渡月橋すぐ近くの川沿いにお蕎麦屋さんがありました。
その名も「嵐山よしむら」。
ってか、このロケーションで蕎麦食べるとか最高かよ。
仁和寺
嵐山方面から金閣寺に抜けるには11系統の終点の山越中町バス停で59系統に乗り換えが必要です。
山越中町について3分くらいで59系統のバスが到着。
時間もあったので、仁和寺に寄ることにしました(バス停名は御室仁和寺)。
嵐山の野々宮バス停からは乗り換え含めて約30分くらいでした。
仁和寺の五重塔。
20分ほど見学し、引き続き先ほどと同じ59系統のバスに乗り金閣寺に向かいました。
金閣寺
仁和寺からバスに乗り立命館大学の前を通り抜け、約10分で金閣寺道停留所に到着しました。
京都に来たら絶対来たかったところです。
京都御所
金閣寺で宇治抹茶ソフトを食べて再び59系統のバスへ乗車し、烏丸今出川停留所へ向かいます。
京都市の中心地へ戻る感じですね。
予定では京都御所を見てホテルに戻るつもりでした。
烏丸今出川停留所を降りて同志社大学。
道路を挟んで反対側が京都御所の入り口です。
この時は、京都御所はコロナの影響で休業中でしたので、外からのみの見学です。
まだ日も明るく時間があったので、ここから南禅寺に向かうことにしました。
南禅寺
京都御所から南禅寺は、今出川駅から地下鉄烏丸線に乗車して烏丸御池駅まで行き、地下鉄東西線に乗り蹴上駅で下車します。
今出川駅から蹴上駅まで乗り換え含めて15分くらいでした。
蹴上駅から5分ほど歩いて南禅寺に到着しました。
南禅寺には、琵琶湖から水を運ぶ水路閣があります。
ずっと近世以前の建物などを見学してきたので、近代の建造物が新鮮でした。
静かな時間が流れます。
今回の京都旅行は南禅寺が最後の寺院でした。
南禅寺見学の後は、地下鉄で京都駅へ行き、晩御飯を食べて京都駅からホテルまでバスで帰りました。
晩御飯はKYKという、関西を中心としたとんかつチェーン店に入りました。
終わりに
今回、京都初心者なりに路線バスで京都観光に出かけてみました。
今回巡った先は、どこも定番ですので、京都中・上級者には物足りないかもしれないですね。
そして、もっと効率的に観光地をめぐる方法もあると思います。
今回の観光で京都の地理が少し頭に入ったので、次回以降はもっと上手に観光できると思います。
今回、路線バスで観光してみて感じたポイントは、
- 地下鉄が使えると便利なので、地下鉄も乗れる乗り放題券を買った方が良い
- 乗り放題乗車券購入時に、紙の路線図を必ず入手する
- 京都駅や四条河原町にアクセスしやすいホテルか、重点的に周りたい観光地に行きやすいホテルに泊まる
です。
バスの本数は結構多いので、時間をきっちり調べなくてもおおむねスムーズに移動できました。
まぁただ、コロナ禍で京都に訪れる観光客が少ない事からスムーズに観光でしたところもあったとは思います。
清水寺と渡月橋は特に感動したので、次回はもっと時間を取ってゆっくりこの2つを観光したいです。