予想もしていなかったことが起きました。
なんとANAアメックス・ゴールドを含む複数のアメックスのカードにも、プライオリティ・パスが付与されることになりました！
ANAアメックス・ゴールドでプライオリティ・パスが申し込めることに
ANAアメックス・ゴールドのプライオリティ・パスの特典概要
予想外でした。
ANAアメックス・ゴールドでもプライオリティ・パスが年会費無料で発行できるようになりました。
アメックスのカードでプライオリティ・パスが発行できるのは以下の６種類です。
画プライオリティカン・エキスプレス・インターナショナル
カードの券種によってラウンジが無料で利用できる回数や同伴者が無料で利用できるかなど内容が異なりますが、登録料は上記カードすべて無料です。
従来からアメックス・プラチナやANAアメックス・プレミアムには利用回数上限なしで同伴者１名まで無料のプライオリティ・パスが申し込めましたが、今回は下位カードにもプライオリティ・パスの発行を拡充した形です。
ANAアメックス・ゴールドで申し込めるプライオリティ・パスの特典内容は次の通りです。
- 登録料無料
- 年間２回までラウンジ利用が無料（３回目以降は１回につき32米ドル）
- 同伴者は１名につき32米ドル
有効期間開始日が６月１日であれば今年６月１日から来年５月31日までの期間ですね。
１月１日から12月31日のロールではない点は注意が必要です。
有効期間開始日はプライオリティ・パスのサイトにログインして確認できます。
回数がもうちょっと多かったり同伴者が無料だったらさらに使いやすいかと思いますが、それは贅沢ってものかもしれません。
プライオリティ・パスの公式サイトからスタンダードを申し込んで年２回ラウンジを利用した場合163米ドルかかります。
ANAアメックス・ゴールドの年会費は税込み34,100円ですから、この円安の環境下では実に年会費の半分以上お得になっている計算になるわけです。
プラチナ・パイセンプライオリティ・パスの申込みについて
ANAアメックス・ゴールドの特典としてプライオリティ・パスを申し込む場合、アメックスのサイトにログインして申し込みます。
プライオリティ・パスのサイトからの申込みではありませんのでご注意ください。
申込みから４～６週間ほどでプラスチックのカードが届くとのことです。
ただ私の場合プライオリティ・パスへの登録は申込みから４日程度で完了しましたので、アプリのデジタルカードを使えばもっと早くプライオリティ・パスを使ってラウンジを利用することができるようになると思います。
ANAアメックス・ゴールドの特典が年々進化している
それにしてもクレジットカードの特典って基本的に改悪されていくのが普通だしANAカードでも改悪が目立つなか、ここ数年のANAアメックス・ゴールドはむしろ特典が増え続けてきいてすごいですね。
ざっと挙げると2020年以降、
- 年間300万円の利用で１万ANAスカイコイン付与
- スマートフォン・プロテクション
- 空港からの手荷物無料配送に羽田空港第３ターミナルも追加
- 航空便遅延補償
- タッチ決済対応
- プライオリティ・パス無料登録 ←New
といった進化を遂げています。
いままでのANAアメックス・ゴールドにもオーバーシーズ・アシストや旅行保険など素晴らしい特典はあったのですが、目に見える分かりやすい特典は乏しい印象でした。
私としては、ANAアメックス・ゴールドは特典の他にもキャッシュバックキャンペーンが充実しているので、かなりお得感のあるカードに思えるのですが、一般的にはそのようには認識されていないように思えます。
結果、入会特典のポイントで新規入会者を釣り上げても、結局１年くらいで解約されてしまうことが多かったのかと思います。
今回プライオリティ・パスを特典に追加したことで、ANAアメックス・ゴールドは他のANAゴールドと比べてお得感が一段と増した印象です。
プライオリティ・パスがあれば国際線の豪華なラウンジが使える
ANAアメックス・ゴールドもゴールドカードの一種なので、今までもカードラウンジは利用できました。
ただカードラウンジって、国内線はお酒は無いか有料かで、無料でもらえても１本までと、ANAラウンジなど航空会社のラウンジと比べて劣るイメージがあります。
SFC持ちにも嬉しいプライオリティ・パス特典
パーマネントトラベラースターアライアンス以外の飛行機に乗る際もラウンジが利用できる
SFCを持っていても搭乗する飛行機がワンワールドやスカイチームの航空会社であったりLCCであったりすれば、ラウンジを利用することは出来ませんね。
私はこの前初めてZIPAIRでタイに行ってきたのですが、ラウンジが利用できなかったので空港での暇つぶしが上手くできず退屈でした。
２０２２年７月、最近なにかと存在感があるZIPAIR （ジップエア―）に乗ってタイに行きましたので、レビューを書いていきます。 ZIPAIRに搭乗するに至った経緯 ANAのスーパーフライヤーズカードを持っていて、普段ANAばかり乗[…]
最近は円安や原油価格高騰の影響で国際線の航空券代が高いですからね、ZIPAIRのようなLCCも選択肢になってくるわけですが、こんな時プライオリティ・パスがあると便利ですね。
日本からだけでなく海外の空港から海外の空港へ飛ぶ際もLCCやスタアラ以外の飛行機を使う機会があるでしょうから、プライオリティ・パスは持っておくと良いでしょう。
ラウンジの選択肢が広がる
世の中にはスターアライアンス・ゴールドのステータスでは入れないが、プライオリティ・パスでなら入れるラウンジが存在します。
おわりに
以前、「プライオリティ・パス取得かSFC修行か」という記事を書きましたが、ANAアメックス・ゴールドを持っている人でプライオリティ・パスを持っていなければ全員申込むべきです。
無料ですし、持っているのと居ないのとではに海外旅行での選択肢が広がります。
SFCを持っている人にとってもプライオリティ・パスお保有するメリットは十分ありますので、申し込むことをおすすめします。
アメックスのサイトによると、プライオリティ・パスを申し込んでから登録まで４～６週間かかるとのことなので、余裕をもって申込みをすることをおすすめします。
