2020年10月に沖縄県恩納村にあるANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートに3泊4日で滞在しました。
Go toトラベルやANAアメックスのキャンペーン、そしてインターコンチネンタルアンバサダーの特典を駆使して非常にお得に滞在できました。
秋の空気に変わった本州を去り、2020年日本最後の夏を満喫してきました。
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートについて
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートの概要
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートは1983年開業の老舗リゾートホテルです。
開業当時は「万座ビーチホテル」というホテルで、沖縄のリゾートホテルの先駆者的存在です。なので一定の年齢層の方の中には一度は行ってみたと憧れを抱いている方も多いそうです。
今でこそ、海外旅行も(コロナ以前は)気楽に行けて、マイルランで羽田と沖縄を一日2往復するなんて方もいるようですが、当時では沖縄旅行も一生に数回の楽しみだったのではないでしょうか。
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートは客室400室の大型リゾートホテルで、ビーチやプール、レストランやバーなど揃っている総合リゾートホテルです。
ホテルからは万座毛を臨み、自然の偉大さを存分に感じられる環境ですね。
なお、こちらのホテルでは2018年6月にクラブラウンジをリニューアルオープンしており、145席と以前より広々としてスペースを確保しています。
アクセス
那覇空港からANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートまでは約50kmの距離であり、車やバスなどでないとたどり着けない場所にあります。
空港からホテルまでは、リムジンバスを利用する事ができます。リムジンバスは2社運行しており、1社は空港リムジンバス(沖縄バスが運行)、もう1社は沖縄エアポートシャトルです。
空港リムジンバス・・
沖縄バスが運行。那覇空港からANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートリゾートのロビー入り口までたどり着ける。
チケット購入はWeb予約または那覇空港国内線到着ロビーの券売所にて。
ただし、空港の券売所では現金のみ。
ホテルから空港へ戻る際はホテルのロビーで購入できるようではあるが、行きのように飛行機が遅れるなんてことはないので、Webで申し込んだ方が確実だと思われる。
詳細はこちらの公式サイト(沖縄バス)をご確認。
片道大人1,730円、小学生未満870円、3歳未満は抱っこするなら無料。
沖縄エアポートシャトル・・
那覇空港から乗車後、ナビービーチ前下車。
ナビービーチ前はANAインターコンチネンタル万座ビーチの入り口近くに位置し、下車後はホテルのシャトルカーで迎えに来てもらえる。
沖縄バスより大人料金が130円安い。
詳細はこちらの公式サイト(沖縄エアポートシャトル)をご確認。
片道大人1,600円、小学生未満は半額。
その他小児料金などは色々細かいので公式サイトをご確認。
※情報はいずれも2021年1月11日時点
シャトルバスに関しては、時刻表とご自身のスケジュールを照らし合わせて選ぶと良いと思います。
那覇市内からも乗降車できる場合がありますので、公式サイトをご確認ください。
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート滞在記
久しぶりの飛行機
2020年10月。憎き新型コロナの影響で、半年ぶりのフライトとなりました。
飛行機乗るの久しぶりだからドキドキするー!
羽田空港第二ターミナルに降り、手荷物を預け入れるためANAのプレミアムチェックインへ。
平日の朝だから結構混んでます。マシーンで預けた方がスムーズだったわ。
飛行機はB777-300。HND-OKAの定番ですね。
一度、B777-300ERを隣に持ってきて、どれだけエンジンの大きさが違うのか見てみたいですね。
300ERのエンジンとB737の胴体の太さが大体一緒とか言いますし。
座席はプレミアムクラス2H。
搭乗2日前にアップグレードポイントを使ってプレミアムクラスに変更しました。羽田那覇線って修行路線だからプレミアムクラスにアップグレードするのってなかなか難しいんですよね。
偏西風の関係で羽田から沖縄は行きの方が時間がかかるので、行きでアップグレードできたのはラッキーでしたね。
ちなみに帰りはアップグレードできませんでした。
プレミアムクラスと言えばシャンパンですわ。
朝食食べながらシャンパン、エコノミーだと長く感じるフライトも、あっという間に那覇に到着してしまいます。
もっと飲みたかったなぁとプレミアムクラス乞食丸出し。
このグラスが欲しくて探したですけど、A-Styleとかでも売ってないですね。
調べたところ、どうやらANAの特注らしいです。残念。
那覇空港到着して手荷物を待っていたら、思いのほかリムジンバスまでの時間がなかったので、券売所でバスのチケットを買ってバスに乗りました。
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート到着
バスに揺られること1時間半弱。ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートに到着しました。
14時くらいに到着したところ、ロビーの方に名前を確認されました。
今回はクラブラウンジアクセス付きのお部屋を予約したので、そのままクラブラウンジまで案内され、そこでチェックインの手続きを行いました。
ロビーは最上階まで吹き抜けになっており、圧巻の眺めです。新しいホテルだと、なかなかこういうスタイルは見られませんね。
クラブラウンジ CLUB INTERCONTINENTAL
クラブラウンジはロビー階にあります。
“CLUB INTERCONTINENTAL”という看板を進んでいき、廊下を進んでいくとクラブラウンジの入り口となります。
入り口にカードキーをかざすとドアが開く仕組みです。
クラブラウンジ利用時にはちゃんと案内してもらって席を決めてくださいね。
私は勝手に入って勝手に席に座っていたため、「受付けされました?」と言われて恥をかきました笑
お茶をしながら海を眺めるのも最高ですね。
本当はもっとラウンジの室内を色々写真を撮りたかったのですが、意外と他のお客さんが多かったので、室内の撮影は控えました。
アフタヌーンティー
万座ビーチのクラブラウンジは、14時から16時まではアフタヌーンティーの時間なので、チェックイン時に早速お菓子を頂きました。
ちなみに翌日以降のアフタヌーンティーはこんな感じでした。
右下の二段になってるの、なんかおしゃれです。飲みかけのカフェラテが邪魔だなぁ笑
コーヒーや紅茶、シークヮーサージュースなどのフレッシュジュースはオーダーで持ってきてもらえます。
その他、炭酸水やコーラ、ジンジャーエールなどはクーラーからセルフで持ってきて飲めます。コロナ禍で色々制限はあるのでしょうけど、やっぱりセルフが一番気楽で好きです笑
他にもチョコレートやビスケットも置いてありました。
イブニングカクテル
17時30分~19時30分はいよいよお楽しみのイブニングカクテルタイムです!
このためにクラブアクセス付きプランにしているようなものです!
まずは、ビールからですね。
おつまみプレートが来る前にアサヒを2本目飲んでしまっていました。
マスクが映り込んでしまいました、すみません。酔っぱらってたのかしら。
ビールの小瓶は、昼間コーラとか置いてあるクーラーに行けば置いてあるのでホテルの方に「こいつ、タダだからってやたら注文しやがって」とか思われなくて済みます。
ありがたい話ですね。
まぁ、でも私が一人で大宴会しているのは見られてるんでしょうけどね、ハハハ。
別の日には、テラス席にしてもらい、綺麗な夕空を見ながらシャンパンを頂きました。
シャンパンはメゾン・マムのグランコルドンでした。
よかよか。
アブソルート・マティーニをシメに頂きました。
度数が高いので効くんですよね。
でも、冷えたマティーニは美味しいのでお代わりしてしまいます。
クラブラウンジは家族連れやカップルが多く、一人で過ごすのは若干居心地が悪かったですが、まぁそんなこと気にしたら自由に行動できませんからね。
朝食
朝食は予約制で、クラブラウンジで頂くかホテル内の他のレストランで頂く形でした。
私は1日目は「アクアベル オールダイニング」というレストランで朝食を摂り、2日目と3日目はラウンジで摂りました。
レストランもラウンジもバッフェスタイルでした。
新型コロナでバッフェは一時姿を消しましたが、徐々に戻ってきてくれてありがたいですね。
食事を取り分けに行く際には、「アクアベル オールダイニング」は従業員の方が取り分ける方式、ラウンジの方はナイロンの手袋とマスクを着用して自分で取り分けるスタイルでした。
混んでいたので、バッフェの様子などは写真で撮りませんでした。
お部屋
お部屋については、正直これといった感想はありません。やはり、開業から35年以上経過しているので、設備の古さなどは目立ちます。
今回、私はクラブラウンジアクセス付きのお部屋を予約したので、最上階の9階のお部屋でした。
カードキーを通さないとその階にアクセスできないっていうシステムではありませんでした。
まぁ古いホテルなので仕方がありません。
お部屋はツインベッドが基本らしく、シングルというか、キングサイズのベッドが一つ置いてあるようなスタイルのお部屋は無いそうです。
水回りは、お風呂とトイレが一緒になった、いわゆるユニットバスです。
これも開業当時は流行っていたスタイルなので仕方がないですが、今となってはインタコというグレードを考えると少し残念ですね。
だからこそ、石垣のインタコなどと比べても安く泊まれるってのもあるんですけどね。
私の部屋は万座毛側だったので、海とプールが見えて眺めは最高でしたので満足です!
アクティビティ
バーウェイビー
クラブラウンジで一人宴会を開いていたわけですが、当然それで満足できるわけもなく、二次会会場としてホテルのバー「ウェイビー」に向かいました。
若いバーテンダーさんに絡みながら、ひたすら「宮城峡」を飲んでいました。
初日にこのバーに立ち寄った際、他に一人で旅行に来ている方と意気投合し、この次の日以降も一緒にビーチやプールで遊んだり、夕食を一緒にとったりしました。一人で旅行するとこういう出会いがあって楽しいですね。
お会計は部屋付けでも可能なのですが、なぜかANAカードでしようとカードを出したら、スーパーフライヤーズ会員はお会計が10%オフとのことでした!
いやー、カードで払っておいてよかった。聞くところによると、部屋付けでもSFCの会員なら10%オフになるとのことでした。
飲んだ後は夜の散歩。
聞こえるのは波の音と、ホテルからかすかに聞こえる「三線の花」。心が澄むのを感じました。この瞬間、沖縄に来たという実感が湧きました。
プール
今回の滞在は10月下旬でしたが、ギリギリ海水浴やプールで遊べる気温でした。
ただ、ご覧の通り雲が多かったため、実際は日差しがない時は若干寒かったです。
水着を持ってきてなかったので、一階にある売店で購入しました。
何かのブログで水着をレンタルできるって書かれていましたが、私が確認したところ、貸し出しているのはタオルのみで水着のレンタルはしていない、とのことでした。
売店で水着と一緒にビールを買いました。
泳いで合間に飲む。
ほんとはお酒飲んで泳ぐの良くないんですけどね。
IHG Rewards Clubの会員だと売店でのお買い物が10%だか20%オフになります。
水着は結構高かったので、その割引は助かりますね。
IHG Rewards Clubの会員だとカードキーの裏面がIHG Rewards Clubのロゴになっているため、これを売店で見せれば割引してもらえます。
夜はプールサイドでバーベキューなんかもやっているので、一日目に知り合った方と一緒に楽しみました。
沖縄の曲を生演奏で聞きながら食べるお肉、美味しかったですね。
3泊4日滞在しましたが、部屋でダラダラ映画を見たりして、観光はせずに時間は過ぎていきました。
私の場合、旅行は観光ってよりエスケープの要素が大きいので、いつもと違った環境でゆっくり過ごす方が好きですね。
帰路
沖縄バスの空港リムジンで14時頃のバスで帰りました。
インターコンチネンタルアンバサダーの特典で16時まで滞在できるので、14時からのアフタヌーンティーを頂いてから帰りたかったのですが、飛行機の時間を考えると14時のバスでないとギリギリになってしまうため、このバスで帰りました。
沖縄エアポートシャトルならちょうどいい時間のバスがあったのですが満席で取れませんでした。
那覇空港に到着してから、せっかく沖縄に来たので「空港食堂」でソーキそばを食べて帰りました。
空港食堂は那覇空港の隅っこにあって分かりにくい場所にあり名前もそっけないのですが、結構評判が良く実際食事が美味しいのでぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
インターコンチネンタルアンバサダーのウィークエンド無料宿泊とGo to トラベルは併用可
インターコンチネンタルアンバサダーのウィークエンド無料宿泊特典を使うと、2日目の宿泊料金が無料になります。
そうなると気になるのは1日目の料金はGo to トラベルの対象となるかですよね。
1日目の料金はGo to トラベルの対象になります。
注意点として、Go to トラベルの割引は1日目だけが対象となるので、STAY NAVIで申し込みをするときは、宿泊数は1泊と申請してください。
2日泊まるからといって宿泊日数を2泊と申請すると過剰割引となってしまうため、現地での手続きが面倒になる可能性があります。
おわりに
新型コロナのせいでしばらく地元に引きこもっている生活でした。
沖縄旅行の前の週に知人と旅行には出かけたのですが、一人で旅行するのは久々だったので、とても充実した4日間でした。
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートは、お部屋に関してはそろそろ大規模リニューアルが必要なのではないかなってのが正直な感想です。
インタコ石垣もリニューアルしたところGo Toの影響で週末は軒並み予約が取れない状況になりましたので、今後万座ビーチも続いていってほしいですね。
このホテルには歴史を刻んてきた気品を感じます。
滞在してみて居心地の良いホテルでした。次は石垣と万座をはしごできたらいいな、と思います。