ドライ・ジャニュアリーということで1月4日から開始した禁酒も丸1か月経過しました。
当初は1か月で終了しようかなと思いましたが、もう少し禁酒を継続する予定です。
ドライジャニュアリーについては、こちらの記事をご覧頂ければ幸いです。
ここ数年、ブログやニュースサイトなどでたまに見かけるドライ・ジャニュアリーという言葉。要は新年1月は酒を飲まないというムーブメントのこと(酒を飲むと脱水症状を引き起こすので、禁酒した方が体は潤うんだけどね)を指し、ここ数年イギリスで流行っ[…]
きっと、
「禁酒しようか悩むなー」と考えている方や
「頑張って禁酒したところでメリットあるの?」
と考えてページにたどりついた方もいるでしょう。
初めに申し上げと手おくと、禁酒はなかなか良いですよ!
ここでは、1か月禁酒して起きた変化や感じたことを書いていきます。
なお、ここに書かれている内容は私が個人的に感じていることなど主観的なことも多く含まれており、他の方には当てはまらないこともあるかと思いますので、その点だけご容赦ください。
体の変化について
二日酔いが無いので朝から調子が良い
まず初めに申し上げると正直寝起きが良くなったという実感はありません。
朝起きるのは相変わらず辛いですね。
ただ、一度起きて行動を開始すると、お酒を飲んだ次の日のようなだるい感じはなくなりました。
以前は、洗面台の前でだるい気分で歯磨きをしていましたが、最近は日の出を臨みながら気分よく歯磨きをしています笑
一日中元気なので仕事もブログも読書もできる
お酒を飲むことは体力を奪います。
睡眠の質も下がるので疲労が回復しにくいというデメリットもあります。
以前は二日酔いでなくても昼食後に昼寝をしていることが多かったですが、禁酒を始めてしばらくすると昼に眠くなる事もあまりなくなり、昼休みはブログを書いて過ごすなど有意義に過ごすことが出来るようになりました。
終日元気なので、仕事のパフォーマンスも上がりマルチタスクにもパワフルに対応できるようになってます。
会社帰りの電車でもボケーっとスマホをいじることはせず読書の時間にできています。
以前だったら、会社帰りは疲れて頭が回らなかったので、本を読む事は少なかったですね。
さすがに金曜になると疲れを感じますが、概ね調子が良く活動的になったと思います。
寝つきは悪いが、休肝日の時ほどではない
私はあまり寝つきが良い方ではありませんので、寝つきについてはお酒を飲んでる時の方が良いですし、1か月経過した今でもそれは感じています。
そうは言っても休肝日のように何時間も寝付けないという事はなく、それなりにちゃんと睡眠はとれてます。
もしかしたら、私が思っているより短い睡眠時間で間に合っているから寝付けないのかもしれませんね。
というかそもそもお酒を飲んだ時の気絶するような勢いの寝つきの方が異常なだけかも。
肌ツヤが良くなった
禁酒をしてしばらく経つと、肌がきれいになって肌ツヤがよくなったのを実感します。
お酒飲みすぎると肌荒れ起こしますからね。
会社の人にも肌ツヤが良くなったと言われるので、気のせいではなく本当の話なのだと思います。
体重や体型について
私は体重をこまめに測らないので、体重の増減は分かりません。
体型については、お酒を飲んだ時のようなお腹が張った感じはなく、少し瘦せたかなとは感じます。
また、顔の脂肪が若干落ちたように感じます。
ただ、体型についてはそれほど劇的な変化が起きたわけではありませんので、ダイエット目的の場合は運動や食事制限などのプラスアルファが必要なんだと思います。
お腹の調子が良い
禁酒をする前はお腹がゆるくて、午前中はしょっちゅう
「お腹痛いー」
とか言ってトイレに行っていました。
今はそんなことはなく、健康的な便通ですし、トイレに行く回数も減りました。
トイレに行く回数も減って、お尻を拭く必要のないくらい頼もしい便なので、トイレットペーパーが減らなくなりました。
生活面での変化について
運動がしたくなる
私はお酒を飲んでいると、どうも運動をする気になれません。
コロナが流行る前にジムに通ってた頃も、ワークアウトにハマる時期と酒に溺れる時期が交互に来ていたのを覚えています笑
禁酒をしていると、だんだん精神的にも肉体的にも元気になってきて、1駅手前で降りて歩こうとか、ちょっと筋トレしようとかなってきます。
iPhoneの歩数計を見ても、禁酒すると段々と一日の歩数が多くなってきているのが分かります。
食事にも変化が出てくる
私はお酒を飲んだ次の日は、なぜかハイカロリーなものが食べたくなります。
二日酔いの時はラーメンなどが食べたくなりますね。淡水化物を求めてしまうんです。
一方で禁酒をしているとあまりラーメンなど食べたいとは思わず、そんなに淡水化物が欲しいと感じなくなります。
昼休みは大き目のサラダとチキンや魚だけで満足な時もあります。野菜とタンパク質を多く摂るイメージですね。
お金は本当に減らない
お金が減らないのは大きなメリットですね。
禁酒していないときは、食費と同じくらいのお金が飲み代に消えてましたから、その分貯金ができます。
酔っぱらうと財布の中身がOut of controlになりがちで、バーで酔った勢いで高いシャンパンを入れたりして翌日後悔するといったことがありましたが、常にシラフなので変なお金の使い方をしなくなりました。
活動的になる
上でも述べましたが、体調が良いので仕事もパフォーマンスを発揮でき、昼休みや終業後にブログを書く事もできます。
私は2021年1月にブログを16本書きましたが、もし禁酒をしていなかったら10本も書けてなかったと思います。
休みの日もダラダラ家で寝てるということもなくなりましたね。
ただ、調子が良くて動ける分、オーバーワーク気味になって疲れるので、適度に休息を入れることも大事かなと思います。
禁酒してみて感じたデメリット
1か月禁酒してみて基本的にいい事ばかりと感じてますが、1つだけデメリットを挙げると、飲み友達と会うことがなくなったことです。
というか、私の外での付き合いはほぼ100%お酒が絡んでいたので、基本的に仕事以外で人と会うことが無くなってしまいました。
ただ私は一人で旅行も行くタイプの人間なので、あまり苦には感じてません。
むしろ、お誘いが多い時にとてもストレスを感じるタイプですね。
また、今後はお酒以外での人間関係を構築していくべきだと気づけたのは良かったです。
まとめ:ドライジャニュアリーからソーバーキュリアスに
以上、1か月禁酒してみて感じた事です。
まとめると、禁酒をすると体の調子が良いし活動できる時間も増え、さらにお金も減らないなどメリットが大きいです。
禁酒にメリットが多いことは分かっていても、アルコールは依存性のある薬物ですので、なかなかやめられないんですよね。
一か月禁酒した今でも夜になるとほのかに飲みたいなと感じる日もあります。
これも、精神的な依存がまだ残っているからなのだと思います。
以前の私でもお酒を飲まない日もそれなりにあったので、毎日欠かさずお酒を飲む人が禁酒をするのは大変な事なのかなと思います。
それでも禁酒のメリットは絶大ですので、禁酒にチャレンジする価値はあると思います。
最近、ソーバーキュリアス(Sober Curious)という言葉を見かけます。
Soberはシラフの事で、curiousは好奇心があるといったような意味あいです。
「酒は飲めるけど、あえてシラフでいたい」的な意味でしょうか。
飲まないのがクールであるという風潮もあるみたいですよ。
流行りに乗っかって禁酒しているわけではありませんが、禁酒のメリットを感じている者としてお酒を飲まないことが市民権を得てきていることは嬉しいです。
20年くらい前だと、お酒を飲めないと馬鹿にされたり、飲み会でお酒を飲まないと上司から「いいから飲め」と言われたりした時代だったと聞きます。
今そんな事言ったらアルハラですね。
最近ではノンアルコールビールも充実してきて、さらにモクテル(ノンアルコールのカクテル、Mock=モックとカクテルの造語)を専門に扱うバーなどが出てきて、お酒を飲まなくても「飲み」を楽しめるようになってきています。
もう2月ですのでドライジャニュアリーは終了です。
それでも今のところそこまでお酒を飲みたいと思わないですし飲まない生活は快適ですので、今度はソーバーキュリアスとしてもうしばらく禁酒を続けていきたいと思います。