ヒルトンアメックスが日本デビュー。こんな人におススメです。

日本でもアメックスとヒルトン・オナーズとの提携カードがデビューしましたね。

早速、申し込んだ方もたくさんいらっしゃるようです。

私は普段はIHGを利用することが多いのですが、ヒルトンも良いホテルが多いのでヒルトンアメックスは気になっています。

あなたもヒルトンアメックスを申し込もうかどうか検討しているのではないでしょうか?

ヒルトンアメックスには一般カードとプレミアムカードの2種類が用意されています。

ここではヒルトンアメックスの概要を見ていき、そのうえでこのカードの特徴というかクセを挙げ、どういった方がどちらを申し込んだらよいかをリコメンドしたいと思います。

ヒルトンアメックスの概要

ヒルトンアメックスには、一般カードとプレミアムカードの2種類があります。

ヒルトンアメックスの主な特典と年会費は以下の通りです。

このカードでキーとなる特典は、ウィークエンド無料宿泊特典ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスの付与かと思います。

ただ、一般カードの場合は年間150万円以上カードを利用しないとウィークエンド無料宿泊が付与されませんので、SPGアメックスのように年会費さえ払えば2年目に無料宿泊特典が付くというものではない点が注意ですね。

一般カードもプレミアムカードも、年会費を払い続けている限りヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスを維持できます。

ヒルトン・オナーズの会員特典は以下の通りです。

画像出典:Hilton HONORS

https://hiltonhonors3.hilton.com/ja_JP/explore/benefits/index.html

ゴールドステータスになると、レイトチェックアウトお部屋のアップグレード朝食無料サービスといった充実のサービスを受けられます。

一般カードは「とりあえずゴールドステータスが欲しい」人におススメ

一般カードの年会費は16,500円と思ったより高くない印象です。

ただ、カードのスペックを見ていくと、メインカードとして使うには正直頼りない印象です。

旅行傷害保険はついていますが、空港のカードラウンジは使えません
年会費16,500円のカードで空港ラウンジにアクセスできないって逆になかなかないですね笑

その他にも、アメックスならではの特典は付いていないようです。
年会費は16,500円とゴールドカードクラスですが、一般的なゴールドカードについているような特典はついていないです。

ポイントについてはヒルトン・オナーズのポイントは1ポイント0.5円の価値と言われているので、そこから考えると普段のお買い物でも1%の還元にはなりますが、私ならその分ANAカードで決済してマイルを貯めますね
マイルなら特典航空券に交換すれば、余裕で1マイル1円以上の価値を持ちますからね。

なので例えばANAカードなど他にメインのカードを持っていて、そのうえで16,500円を払ってでもヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスが欲しい方なら、この一般カードをおススメします。

ゴールドステータスなら、先ほども触れたようにレイトチェックアウトやお部屋のアップグレード、朝食無料などの特典がついていますので、ヒルトンを年に何回も利用される方なら16,500円を払う価値があるのではないでしょうか。

150万円分カードを使えばウィークエンド無料宿泊特典が貰えますが、私個人の場合はインターコンチネンタルアンバサダーもあるので、そこは割り切ってマイルを貯めるために買い物ではANAカードを使って無料宿泊特典は捨てると思います。
ここらへんは各人の好みかなと思いますね。

ちなみにヒルトンのポイントからマイルに交換するとえらいレートが悪いのでおススメできません
ANAやJALの場合、10,000ヒルトンポイントが1,000マイルになってしまいます。

メインで使うならプレミアムカード一択

ヒルトンアメックスをメインカードとして利用したいと考えるのであれば、一般カードではなくプレミアムカードをおススメします。

プレミアムカードの年会費は一般カードの4倍ですが、アメックスの他の提携ゴールドカードに相当する特典が付いており、メインカードとして決済に使うのであれば高い年会費を払ってもプレミアムカードにする価値があると思います。

まずプレミアムカードの場合、持っているだけで2年目以降はウィークエンド無料宿泊が1泊分付くので黙っていても年会費の半分くらいはペイできますね。

プレミアムカードの場合、200万円決済すればヒルトン・オナーズの最上級ステータスであるダイヤモンドステータスが付与されるため、エグゼクティブラウンジが無料で利用できるようになります(ステータスでラウンジアクセスが付くとラウンジが混むので、個人的にはあんまり好きな制度ではありませんが・・。)

そして300万円まで決済すれば、もう1泊ウィークエンド無料宿泊が付与されるため、年会費はペイできますね。
ウィークエンド無料宿泊はスタンダードルームが対象ですが、コンラッドなども対象であり、またグループ全体的に最低でも2万円以上する部屋が多いため、2泊無料で泊まればだいぶ年会費の元が取れると思います。

加えて、リターンプロテクション、旅行傷害保険、空港カードラウンジアクセス、帰国時手荷物無料配送などアメックスのゴールカードらしい特典もついているため、メインカードとしてのスペックも十分です。

ポイントについては、ヒルトンで決済すれば一般カードの2倍以上、普段のお買い物でも1.5倍付与されるためポイントが早く貯まります。
普段のお買い物でも還元率が1.5%なので、なかなか良いと思います。

以上から、メインカードとしてヒルトンアメックスを使いたい方には、プレミアムカードをおススメします

加えて、メインカードは別にあるけど事業などで年間1000万円決済するなんて方は、プレミアムカードを作って頂いて、700万円はメインのカードで、残り300万円はヒルトンアメックスで決済するなんてのもおススメですね。

一方で年間150万円くらいの決済であれば、一般カードで無料宿泊特典を狙って頂き、他にもう1枚一般的なゴールドカードを持たれるというのも一つの手かなとも思います

まとめ

まとめると、

  • とりあえず他にメインのカードがあってヒルトンゴールドステータスが欲しいのであれば一般カード
  • メインカードとして使うことを想定したりサブでも年間300万以上ヒルトンカードで決済するならプレミアムカード

といったイメージでしょうか。

先ほども申し上げましたが、一般カードは付帯特典が貧弱なのでメインのカードにはなりえませんし、150万円決済しないと無料宿泊特典もつかないため、ヒルトンのゴールドステータスのために年会費を払うという割り切りが必要だと思います。
年間150万円以上決済される方でも、マイルの価値を考えると他にANAやJALのゴールドカードを持って、そちらでマイルを貯める方がお得なのではないかと個人的には思います。

一方でプレミアムカードは年会費はなかなか高額ですが、年間決済額が300万円くらいあるロイヤリティの高い顧客には年会費分を報いるようになっていますので、ヒルトンアメックスをメインで使うのであればプレミアムをおススメします。
年間300万円決済すれば2泊の無料宿泊特典で年会費は回収できますし、その他ダイヤモンドステータスやヒルトンのポイント、カードの付帯特典が利用できるので非常にお得になってくると思います。


私はメインカードはANAアメックスのスーパーフライヤーズカードを利用していて、ANAのマイルを貯めることにしていますので、ヒルトンアメックスを申し込むのであれば一般カードになるかと思います。

ただ、現状では海外旅行に行ける状況ではありませんので、今のところ申込みはしていません。
今申し込んでも年会費分ステータスを活用できないと思いますのでね。

また、ホテルのブランドは決まっていないがホテルの上級会員になりたいなんて方はヒルトンアメックスも選択肢の一つになるとは思いますが、同様のプログラムはSPGアメックスやインターコンチネンタルアンバサダーなどがあるので(しかも年会費を払うだけで無料宿泊特典が付く)、それらとの兼ね合いで検討されるのが良いと思います。

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